Amazonでブランディングを強化する上で欠かせないのがストア。
「どうやってストアの作成を進めたらいいか分からない」という方に向けて、今回はAmazonストアの基礎をお伝えします。
利用条件や作成方法をマスターして、よりAmazonでの売上アップを目指しましょう!
「Amazonストア」とは自社のブランドや商品をカスタムページを通して紹介することができる機能のことです。
追加費用は一切かからず、無料で利用することが可能です。
皆さんもご存知の通り、Amazonの商品ページは他の出品者とも共通であるため自由度が低い仕様となっています。
そのため、商品ページ内でブランディングを行っていくには限界がある状態です。
しかし、Amazonストアは独自で作成することができるため、自社ブランドについてユーザーに自由に伝えることができます。
より自社のブランドや商品をユーザーに知ってもらうためにも積極的にストアを活用していきましょう。
次にAmazonストアを利用するメリットを4つお伝えします。
Amazonストアの最大のメリットは「ページを通してブランディングができる」ことです。
Amazon内の規約を守る必要ははありますが、カスタマイズしながら自社のブランドに合わせて作成することができます。
AmazonストアはAmazon内のブランディングを強化できるだけではありません。
なんとAmazon外の広告の遷移先に設定することが可能なのです。
GoogleやYahooだけでなく、InstagramやFacebook広告の出稿時に活用することができます。
Amazon外からもユーザーを獲得したいと考えている出品者の方はぜひ外部リンクへの掲載も検討してみてください。
商品ページについてはアクセスや購入件数のみ管理画面上に表示されますが、Amazonストアは細部までユーザーの動向を分析することが可能です。
ブランディング訴求がいいのか、それとも商品の強みを打ち出した方がいいのか、上記の数字を分析しながらPDCAを回していきましょう。
Amazonストアの作成においてはコーディングなどの難しい作業は不要です。
カスタムできるテンプレートがあるため、形式に沿って画像を当てはめていくことで作成ができます。
テンプレートは何種類かあるため、自社のブランドや訴求したい内容に合わせて選ぶことが可能です。
Amazonストアには利用するための条件が大きく2つあります。
Amazonでは「大口出品」「小口出品」の2パターンの出品方法があります。
今回ご紹介しているAmazonストアを利用できるのは「大口出品」を行っている出品者のみです。
「大口出品」にはメリットがたくさんあるため、現在「小口出品」で出品されている方はぜひ切り替えを検討してみてください。
▼「大口出品」「小口出品」についての詳細はこちら
「Amazonブランド登録」とは「Amazonにおけるブランドの保護をサポート」するものです。
ブランド登録を行うことでストアページ以外にもさまざまなサービスが利用可能となるため、登録をしておくことをおすすめします。
ブランド登録のメリットや登録方法をまとめておりますので、ぜひご覧ください。
▼ブランド登録の詳細はこちら
Amazonストアについて理解は深まりましたか?
次にストアの作成方法についてご説明します。
手順を確認しながら一緒に作成を進めていきましょう。
テンプレートは4種類ありますが、後で編集が可能です。
右側にある「新しいセクションの追加」をクリックし、コンテンツを追加していきます。
画像から動画まで様々なコンテンツを追加することが可能です。
▼コンテンツ例
コンテンツ内容も定期的に変更していきながら自社のブランディングやクロスセルに最適なストアを作成していきましょう。
作成が完了したらAmazonに提出を行い、審査結果を待ちましょう。
最後にAmazonストアのURL確認方法をお伝えします。
外部広告における設定などで活用してみてください。
まず、セラーセントラルから出品者ID(出品者トークン)を確認しましょう。
出品者ID(出品者トークン)とは、Amazon出品者に割り当てられた「A」から始まるコードのことです。
・https://www.amazon.co.jp/s?me=
・https://www.amazon.co.jp/shops/
あとは上記URLの「me=」もしくは「shops/」のあとに出品者ID(出品者トークン)を入れるだけです。
今回はAmazonでブランディングをしていく上で欠かせないストアについて解説しました。
Amazonでの売上を上げていく1つの手段としてぜひ活用してみてくださいね。