・会社でWeb担当者としてサイトの運営を任された
・Web広告の運用を始めた
・自分でサイトを開設した
「けどGoogleアナリティクスを使うの初めてで分からない」という方は多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、Googleアナリティクスでできることの基本をトコトン解説していきます。

Googleアナリティクスで出来ること

まずGoogleアナリティクスが何のために使うツールか理解しているでしょうか?

多くの人がこう答えます。
「サイトの分析をして集客を増やすためのツール」

間違いではありませんが、100%の答えではありません

なぜならGoogleアナリティクスはサイトに訪れたユーザーのデータを見ることができるもので、サイトに訪れる前のユーザーのデータを見ることはできないからです。

どのサイトから自分のサイトに訪れたのかくらいは分かりますが、ユーザーが何のキーワードから流入したかやどの広告を踏んで流入したかは分かりません。

そのため「サイトへの集客を増やす」ためのツールとしては不向きです。

ではGoogleアナリティクスは何のために使うのでしょうか?

Googleアナリティクスを使う一番の目的はサイトに訪れたユーザーを分析して「サイトからのコンバージョンを増やすことです。

つまり「サイトのCVRを高めるためのツール」とも言えますね。

サイトの分析

上記したようにGoogleアナリティクスでは「サイトに訪れてからのユーザーの情報」を読み取ることができます。

具体的に以下の5つの項目ごとに詳細なデータを読み取ることができるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

リアルタイム

ここではサイトのリアルタイムのデータを確認可能です。

情報が毎秒、毎分更新されていくので
・常に何人のユーザーがサイトを見ているのか
・今どのページにユーザーがいるのか
が分かります。

ユーザー

ここではユーザーのカテゴリーごとにユーザー数や直帰率などの数値を閲覧可能です。

例えばサイトに訪れたユーザー数を
・年代
・性別
・興味関心
・地域
・デバイス
・ブラウザとOS
・新規顧客とリピーター
などでカテゴライズして見ることができます。

集客

ここではユーザーがどこからサイトに訪問したかのデータが確認可能です。

・どのサイトから訪問が多いのか
・どのSNSからの訪問が多いのか
などが分かることはもちろん

Google広告と連携することでどのキャンペーン、入札キーワードから流入があったかを見ることができますし

Googleサーチコンソールと連携することで、SEOでどのキーワードから流入があったかを見ることもできます。

行動

ここではサイトに訪れたユーザーがどのページでどのような行動をしたかのデータが確認可能です。

例えばユーザーが
・一番最初にどこのページを訪問したか(ランディングページ)
・最後どのページで離脱したか
・どのページからコンバージョンに至ったか
などが分かります。

コンバージョン

ここでは設定したコンバージョンサイトの最終的な成果のこと。「購入」や「お問い合わせ」、「資料請求」などサイトによって設定する成果は様々。の数やどのページを通ってコンバージョンに至ったかのデータを確認可能です。

複数の「目標」(コンバージョン)を設定することで目標ごとのコンバージョン数を見ることができますし

通販サイトであればeコマースの設定をすることで購入完了件数とそれによる利益を見ることもできます。

Googleサーチコンソールと連携

Googleアナリティクスはサイト流入後のユーザーのデータを見ることができるのに対し

Googleサーチコンソールはサイト流入前のユーザーが何を検索して流入してきたかが分かるSEOのためのツールです。

この2つを連携することでGoogleアナリティクス上でもGoogleサーチコンソールのデータを閲覧することができます

Google広告と連携

同じくGoogle広告と連携することで管理画面上の数値をGoogleアナリティクス上で閲覧可能です。

他にもGoogleアナリティクス上でカスタムオーディエンスを作成し、Google広告に反映させてリターゲティング広告や拡張広告として活用することができます。

さらにeコマースのトランザクションデータ(コンバージョンデータ)をGoogleアナリティクスからGoogle広告にインポートすれば、自動化入札戦略がさらに最適化されるので、Google広告を利用している方は積極的に活用しましょう。

Google Adsenseと連携

同じくGoogle Adsenseと連携することで、Googleアナリティクスでもデータを閲覧可能です。

Google Adsenseでは見ることができなかった「どのページからどのくらいの収益が発生しているか」がGoogleアナリティクス上で見られるようになるので、アフィリエイターの方は必ず設定しておきましょう。

Googleアナリティクスの導入方法

Googleアナリティクスの導入は簡単3ステップですが、その前にアカウント構造を把握しておく必要があります。

Googleアナリティクスのアカウント構造はこちらの画像のように

一番上に「アカウント」(階層1)
その1つのアカウントに複数の「プロパティ」(階層2)
その1つのプロパティに複数の「ビュー」(階層3)

といった具合に階層分けされています。

下の画像のようにアカウント構造は会社の構造とほぼ同じです。

まずはアカウントに「会社名」プロパティに「事業部名」「ブランド名」が対応するようなものと覚えておいてください。

ビューはプロパティ作成時に1つ自動生成されます。

Googleアカウント(Gmailアドレス)を作る

まずGoogleアナリティクスのアカウントを作るために、Googleアカウント(Gmailアドレス)を作りましょう。

<Googleアカウントを作成>

上のリンクから名前、ユーザー名、パスワードを入力することで簡単にGmailアドレスを取得することができます。

Google広告やGoogle Adsense、Google Tag Managerといった公式ツールも利用予定の方は同じドメインを扱う場合、全て同じGoogleアカウントを利用するとラクです。

Googleアナリティクスアカウントを作る

次にGoogleアナリティクスアカウントを作りましょう。

<Google Analyticsアカウントを作成>

上のリンクからまず作ったGmailアドレスとパスワードを入力すると

こちらのページに遷移するので「無料で設定」をクリック

次にGoogleアナリティクスのアカウントを作成するのですが、アカウント名は会社名、1つしかサイトを持っていない場合はサイト名など分かりやすいものにしましょう。

ここは全てチェックを入れたままで「次へ」

サイトだけの数値を確認する場合は「サイト」を選択して「次へ」

次にプロパティの設定です。
プロパティ1つ毎に1ドメインを登録します。

ウェブサイトの名前にはドメインと同じ名前にすると分かりやすいです。

サイトのURLにはドメインまで入力、業種はサイトのジャンルを選択して、レポートタイムは「日本」を選択、そして「作成」をクリックすると利用規約が出てきます。

「日本」を選択して2つとも同意にチェックを入れ、「同意する」をクリック

これで完了です。アカウントと一緒にプロパティとビューが1つずつ作成されています。

トラッキングコードをサイトヘッダーに貼る

アカウント作成直後のページに「グローバルサイトタグ」が表示されているはずです。

この「グローバルサイトタグ」をプロパティで入力したサイトの<head>要素内にコピペします。

もし別ページに遷移してしまった場合は

「管理」>「プロパティ」>「トラッキング情報」>「トラッキングコード」

の順に飛んでいくと「グローバルサイトタグ」のあるページに戻れますよ。

またGTM(Google Tag Manager)を使ってタグ管理をしている場合は、下のリンクに詳しい導入方法が記載されているのでご参照ください。

タグマネージャーヘルプ:タグ マネージャーで Google アナリティクスを導入する

これでGoogleアナリティクスの設定は完了です!

このグローバルサイトタグを設置しないとレポートに数値が反映されないので必ず設置しましょう。

サイト分析の基本

最後にGoogleアナリティクスでよく見るデータの見方を解説します。

画面左側にある「レポート」から各項目「リアルタイム」「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」のレポートを確認可能です。

①ユーザーの特徴を調べる(性別・年代・デバイス)

『ユーザー』からユーザーの特徴を調べて、性別や世代、デバイスにあった文章の書き方にしたり、サイトの雰囲気をユーザーに合わせたりすることに役立てることができます。

例えば「自分のサイトは20~30代女性にスマホでよく見られているから、改行多めで文体も柔らかめにしよう」などの役立て方です。

「ユーザー属性」で性別や年代、「モバイル」でスマホ(mobile)かPC(desktop)かが分かります。

②アクセス元のサイトを調べる

『集客』からアクセス元のサイトを調べて、どこからの流入があるかを把握し施策に役立てることができます。

例えば2つの時期を比較して「Twitterからの流入が減っているからもっと投稿を増やして、流入が増える内容を考えよう」などの役立て方です。

他にもWEB広告を運用していれば、認知度がCVRに大きく関わるため「自然検索からの流入が少ないから認知増やす為に記事もっと増やそう」といった施策をとることも考えられます。

③ページごとのPV数を見る

『行動』からページごとのPV数を期間ごと見ることで、どのページの流入が伸びているか減っているかを把握し、施策を立てるのに役立てます。

例えば「このページが今伸びてるということはこのジャンルが今攻め時だから、関連記事を書こう」などの役立て方です。

もし内部リンク遷移を含めた全てのPV数を確認する場合は

「行動」>「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」

内部リンク遷移を考えず、サイトに流入して1ページ目までのPV数を確認する場合は

「行動」>「サイトコンテンツ」>「ランディングページ」

から確認できます。

④ページごとの離脱率・直帰率を見る

『行動』からページごとの離脱率・直帰率を見ることで、リライトなどに役立てます

例えば「この記事の離脱率90%超えてるから関連記事書いてリンク繋げよう」などの役立て方です。

またページごとではなく『ユーザー』からユーザーの属性ごとの直帰率や離脱ページが確認できたり

『集客』から流入元(自然検索や広告)ごとの直帰率や平均セッション時間も確認することができます。

⑤どのページからコンバージョンが発生したかを調べる

『コンバージョン』からページごとのコンバージョン数を確認することで、リライトやコンバージョンまでの導線を考えることに役立てます。

例えば2つの期間を比較して「このページからのCVR低くなってるからヒートマップ確認しよう」などの役立て方です。

コンバージョンも「購入」や「お問い合わせ」などの最終成果だけでなく、購入バナーやお問い合わせバナーのクリックに設定することもできるので、マイクロコンバージョン最終のコンバージョンに到達するまで途中のアクションを成果と見立てたときのコンバージョンのこと。の測定も行えます。

まとめ

ここまでGoogleアナリティクスの導入方法から使い方まで解説してきました。

簡単に言うとこのツールはサイト流入後のユーザー情報を元に「サイトのCVRを高める施策を考えるために活用する」ものです。

そのうえGoogle広告やGoogle サーチコンソールと連携することでサイトに流入する前のデータを見ることもできる万能ツールになります。

しかし今回は簡単に概要を説明したに過ぎず、Googleアナリティクスはとても奥が深いものです。

あとは徐々に数多くある機能を使いこなせるようになっていきましょう。

こちらの記事ではGoogle Tag Managerについて詳しく解説しておりますので、是非合わせてお読みください。

[bolgcard url=”” blank=”_true”]

転売屋による、自社通販の売上の低下やブランドへの信頼の低下などの
リスクについて前回のブログでお伝えしました。
▼前回の記事をまだお読みでない方は、先に以下の記事をお読みください!
 

株式会社Hide&Seek|ハイドアンドシーク
 
【放っておくと危ない!】自社商品が転売されるリスクについて、改めてお考えくだ...
https://www.hideandseek.co.jp/archives/2863
定期通販において、LTV向上やブランド力構築は最も重要なことの1つです。それと同時に、これらは通販事業者様の多くが伸び悩んでいらっしゃることでもあります。もし、転売対策に力を入れていないのであれば、正しい対策を行うことでLTV向上やブランド力構築に繋がるかもしれません。これから以下の2記事にわたって、転売対策に関する情報をお届けしていきます。【1】自社商品が転売されるリスクと転売屋の手法【2】本当は教えたくない6つの転売対策今回は、転売されることによる企業側のリスクと正しい対策のために知っておくべき転売...

転売に困っている通販会社の方へ
「何かご協力できることはないか。」と考え
この記事で転売屋の対策について詳しくご紹介します!

転売対策で売上を3000%以上伸ばした
Hide&Seekがお伝えする6つの転売対策方法を
ぜひご参考にしてください。

6つの転売対策方法

転売対策① 初回価格と通常価格の差を大きくしない

前回の記事でお伝えさせていただいたように
転売屋が狙う商品は「初回価格と2回目以降の価格の差が大きい商品」です。
そのため、初回価格と2回目以降の価格の差を小さくすることが転売を対策する方法になります。

価格の差は、1000円前後にするといいでしょう。
転売屋が転売を行い利益を売るためには、
2回目以降の金額よりも低い金額で売らなければなりません。
以下の画像のように、初回と2回目以降の価格を
1000円前後の差にすると転売屋の利益は1000円ほどになります。

この利益から、転売する際の出品手数料や配送料が引かれるため
儲けがほとんど出ない状況になり転売屋は、転売をする意味がなくなるのです。

ただ自社販売の金額はすぐに変えることができるものではありません。
他の方法も知りたい方はお気軽にお問合せください。

 

転売対策② 何度も初回価格で購入する人を把握して事前に省く

通販会社は、初回価格で購入できる回数を
1回にしているところがほとんどです。
しかし、転売屋は商品を安く仕入れるために会員情報を偽り
別のユーザーになりすまして何度も初回価格で購入しようとします。

主な方法が、以下の画像のように住所をパターン化したり
捨てアカのメールアドレスを複数回利用したりする方法です。

こういった不審なユーザーをいち早く見つけることが対策に繋がります。

具体的な対策方法は以下が例です。

どちらも目視での確認や、情報を溜めていくといった
地道な作業ですが、このような作業も転売対策には大切です。

転売対策③ GMO後払いを利用する

コンビニや銀行での支払い方法の1つにGMO後払いというものがあります。

これは、お客様の手元に商品が到着した後に料金を支払うという支払い方法です。
保証金はかかるものの、利用しておけば支払いのないユーザーにGMOが督促をかけてくれます。
最悪支払いがない場合でもGMOから何割かの料金は入ってくる仕組みになっているので
利用している通販会社の方も多いです。

さらにGMOでは、さまざまな会社から依頼を受けているため独自の情報が蓄積されています。
その情報から購入者が悪質かどうか判断してくれるというのがGMOのメリットです。

そのため、後払いで代金を支払うことが可能なユーザーかどうかを見極めて、
そうでないユーザーを最初から省いてくれます。
また、 かけることができない電話番号を登録しているユーザーも
事前に発送リストから省くことが可能です。

 

転売対策④ Googleアナリティクスを利用して対策をする

アナリティクスのトランザクションを見ると
同じパソコンや同じIPアドレスから注文があったかどうかが分かります。

売上件数をトランザクションに設定すると
売上があった場合に1カウントされるため
複数表示になっている場合は過去に注文がある
ユーザーということです。

そのため何度も商品を購入している優良顧客も
トランザクションが複数回の表示になっています。

トランザクションは、以下のように
【コンバージョン】→【eコマース】で見ることができます。

ここで注意したいのは短期間でトランザクションが
複数回の表示になっている場合です。
短期間で複数回購入の履歴があるものは不自然なため
怪しいユーザーとみていいでしょう。

また、会社の中で顧客ランク制度を作り
顧客データと結びつけておけば
優良顧客なのかどうかを簡単に識別することができます。

 

転売対策⑤ 広告のパラメーターを利用する

まずは、広告を運用するときにパラメーターをつけて
のパラメーターがついたURLから購入があったのか
分かるような設定にしておきます。

代理店や媒体ごとにURLのパラメーターを分けておくことで
購入数が異常な場合に、どのURLからの購入かどうかを知ることが可能です。

転売の界隈では、購入URLが共有されているため
転売の対象商品になると特定のURLから購入数が
一気に上がることがあります。
異常な購入数が出た場合、パラメーターを確認して
その広告を止めることが転売を対策する方法です。

 

転売対策⑥ アフィリエイト広告配信を対策する

ASP(アフィリエイトサービス)には
提携の際に選べる種類が3つあります。

①自動承認(誰でも載せることができる。)
②手動承認(依頼主の承認が必要。)
③クローズド(ASP会社の人が有力な人にだけ紹介。)

運用時に「自動承認」に設定している場合、
アフィリエイターの中に転売屋がいることも。
その場合、そのアフェリエイターの収入源は
「転売による利益」と「アフィリエイト経由の成果報酬の売上」の
2つになります。

自動承認には、こういった悪質な転売屋がいる可能性も高いので
手間はかかりますが②手動承認か③クローズドの
アフェリエイターを利用しましょう。

まとめ

以上が自社通販でできる6つの転売対策です。

  1. 初回価格と通常価格の差を大きくしない
  2. 何度も初回価格で購入する人を把握して事前に省く
  3. GMO後払いを利用する
  4. Googleアナリティクスを利用して対策をする
  5. 広告のパラメーターを利用する
  6. アフィリエイト広告配信を対策する

 

今回は自社通販における転売対策の方法について説明しました。

「まだまだできることがある…!」と気づいた方や
「からくりは分かっていたけど方法が明確になった!」という方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

”良い商品だからこそ”、”売れる商品だからこそ”商品は転売されます。

 

本当に必要な人に届けたい、
取りこぼしている売上を回収したい
そんな企業の方には徹底的に実践していただきたい対策です。

また今回は自社通販での対策方法でしたが
弊社では、自社の転売対策だけでなくECモールの転売対策も行っております。

Amazonの対策方法については以下の記事をご覧ください。

株式会社Hide&Seek|ハイドアンドシーク
【Amazon】転売にお困りの方必見!対策のために知っておくべき基礎知識をお伝えし...
https://www.hideandseek.co.jp/archives/3616
最近マスクやゲームなど、転売に関するニュースをよく見かけますね。通販を行っていく中で、転売業者に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。転売対策を行っていない商品は大きな損失につながっている可能性も...今回はAmazon運用において知っておくべき転売の知識をまとめました。記事を読んだ上で、ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。転売による損失の実例突然ですが、転売対策をする理由は何だと思いますか?皆さんがお考えの通り「損失が生まれるから」です。では実際に転売対策を行わないとどのよう...

「ECモールでも売上を最大化していきたい」
「もっと実践方法についてより詳しく聞きたい!」という方は
以下のお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。

 

定期通販において、LTV向上やブランド力構築は最も重要なことの1つです。
それと同時に、これらは通販事業者様の多くが伸び悩んでいらっしゃることでもあります。
もし、転売対策に力を入れていないのであれば、
正しい対策を行うことでLTV向上やブランド力構築に繋がるかもしれません。

これから以下の2記事にわたって、転売対策に関する情報をお届けしていきます。
【1】自社商品が転売されるリスクと転売屋の手法
【2】本当は教えたくない6つの転売対策

今回は、転売されることによる企業側のリスクと
正しい対策のために知っておくべき転売屋の手法についての記事です。
ぜひお読みになって、転売対策のヒントにしてください!

そもそも転売とは?

転売とは、購入したものを他の誰かに売る行為のことを指します。
昨今多くの人が利用しているメルカリやラクマなど
フリマサイトで行われているのも転売の1つです。
転売自体は違法行為ではありません。

しかし、転売で生計を立てている
いわゆる転売屋によって被害を受けている企業が多いのが現実です。
まずは、転売によってどんなリスクを背負うことになるのか
しっかり理解しておく必要があります。

転売されることによる企業側のリスク

初回で解約されるためCPAの回収が難しくなる

定期通販において、新規獲得のために多くの企業が利用しているのが広告です。
1件の新規獲得のためにつぎ込む広告費がCPA(注文獲得単価)。
CPAは新規購入したユーザーが複数回継続してくれることを見込んだ
LTVから計算して設定していることがほとんどです。

しかし、転売屋が初回特別価格で安く購入し2回目が届く前に解約した場合、
CPAを回収することができません。
また、転売屋は様々な手法を使って初回限定価格で何度も購入するため、
転売対策をしないと中長期的に会社全体に大きな不利益をもたらすことが考えられます。

商品やブランドの信頼を損なう可能性がある

転売屋から購入した商品に何か不備があった場合、
購入者はその商品や販売している企業に対して
ネガティブな印象を持たずにはいられないでしょう。

例えば、購入した健康食品の消費期限がすでに過ぎていたり、
化粧品の保存状態が悪く本来の効果を実感していただけなかったりする場合など。
企業側としても、
誰の手に渡ったか分からず、
品質を保証できないものが大切なお客様のもとに届いてしまうことは避けたい
ものです。

ECモールでは、転売されているかどうかが売上に直結する

みなさんは、自社の商品をAmazonや楽天で検索したことがありますか?
自社で出品している商品以外が検索結果に出ていませんか?

ECモールでは転売されている商品がある場合、
同一商品の間で価格競争が起こるため、売上の増減に直結します。
転売屋は、自社が出品している価格よりも低い価格で出品していることがほとんどです。
そのため、多くのユーザーが転売商品を購入してしまうことがあります。
モールごとに仕様が異なるため、転売対策としてできることは多種多様です。

ECモールで転売されている商品も、
もともとは自社で展開している定期通販の初回限定価格で購入されたもの。
そのため、
自社での転売対策をどのくらい強化できるかどうかが
転売が増えるか減るかの重要な分かれ道
です。

対策しないと多くの転売屋に狙われ続ける

転売屋の中には、転売できる商品を
一覧にまとめたものを高価で販売している人がいます。
つまり、
一度「転売できる」と認識されると、
対策をしない限り転売は増え続ける
ということです。

迅速な対策を行うことで、会社全体の中長期的な利益の最大化を図ることができます。

転売屋の手法

転売によるデメリットについてはお分かりいただけましたか?
分かってはいたけれど、十分な対策を行えていない方も多いのではないでしょうか?
正しい対策を行うためには、まずは転売屋に狙われる商品の傾向や、
転売屋の手法について正しく知っておく必要があります。
ぜひお読みになって、転売対策にお役立てください!

転売屋が狙う商品の特徴

転売屋が狙う商品は、初回価格と2回目以降の価格差が大きい商品です。

例えば初回1,980円、2回目以降4,980円の商品の場合。
下の画像のように、転売屋が効率よく稼ぐことのできる商品と言えます。

定期通販では、新規顧客を獲得しやすいように
初回価格を大きく割引していることが多く、転売屋が狙うのはそういった商品です。
そのため、
究極の転売対策は初回価格と2回目以降の価格差を小さくして、
転売しても利益が出ないような価格設定にする
ことでしょう。

転売する商品の入手方法

転売屋が商品を入手する方法を2つ解説します。
転売対策にぜひお役立てください!

【1】名前や住所、メールアドレス、電話番号など
会員情報を偽って何度も初回限定価格で購入する

転売屋は以下の例のように購入時に登録する会員情報を偽って、
繰り返し初回限定価格で注文します。

<住所>
漢数字を様々なパターンで入力して登録する
パターン1:1丁目9番15号
パターン2:1-9-15
パターン3:1-九-15    etc…

<メールアドレス>
Gmailやyahoo!メール、BIGLOBEメールなど
フリーアドレスを量産して登録する

<電話番号>
デタラメな番号を登録する

こういった情報で登録した転売屋に対しては、
地道に対策していくことが会社の中長期的な利益に繋がります。

【2】アフィリエイターが自分で商品を注文して転売する
アフィリエイト運用時に「自動承認」または「手動承認」に設定している場合、
アフィリエイターの中に転売屋がいる場合も。

その場合、転売屋は以下のように二重で利益を得ることになります。
1)アフィリエイト経由の売上に対する成果報酬
2)転売による利益

アフィリエイトを運用するときは、
アフィリエイターの質を担保できるように設定することが必要です。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました!
通販における転売対策の大切さについてお分かりいただけましたでしょうか。
次回は、本当は教えたくない6つの転売対策について記事を公開します。

▼本当は教えたくない6つの転売対策についての記事はコチラ

株式会社Hide&Seek|ハイドアンドシーク
 
【転売対策していますか?】原因と6つの対策方法を徹底解説!
https://www.hideandseek.co.jp/archives/3368
転売屋による、自社通販の売上の低下やブランドへの信頼の低下などのリスクについて前回のブログでお伝えしました。▼前回の記事をまだお読みでない方は、先に以下の記事をお読みください! 転売に困っている通販会社の方へ「何かご協力できることはないか。」と考えこの記事で転売屋の対策について詳しくご紹介します!転売対策で売上を3000%以上伸ばしたHide&Seekがお伝えする6つの転売対策方法をぜひご参考にしてください。6つの転売対策方法転売対策① 初回価格と通常価格の差を大きくしない前回の記事でお伝えさせていただい...

このブログを書いているHide&Seekは、
Webコンサルティングを行っている福岡の会社です。
転売に関しても、自社EC、ECモール問わず
40社以上のクライアント様からご依頼を受けて独自の対策を行っております。

ぜひ次回もお読みいただき、転売対策にお役立ていただけると嬉しいです!

 

 

低コストでお客様との関係を構築できるメルマガ施策。
実は、誰もが陥りやすい落とし穴があることをご存じですか?

今回はメルマガの効果を最大化するために知っておきたい、
3つのポイントについて解説します。ぜひ参考にしてください!

HTMLメールとテキストメールの違い

そもそも、メルマガはHTMLメールとテキストメールという
2種類のメールで配信が可能です。
まず最初に、この2つの違いと
HTMLメールでのメルマガ配信をおすすめする理由について解説します!

HTMLメールの特徴

HTMLメールとテキストメールには下のような違いがあります。

画像を挿入できるかできないか、
開封率やクリック率などの効果測定が可能かそうでないかといった点が、
HTMLメールとテキストメールで大きく違う点。
お客様の反応を見てPDCAを回すためにはHTMLメールを使うことをおすすめします。

HTMLメールのメリット

ここでは、HTMLメールを使う3つのメリットを詳しく解説します!

効果測定ができる

HTMLメール最大のメリットは効果測定ができる点。
メルマガ配信において
必ず見るべき3つの数字があります。

この3つの数字を見て改善点を見つけ、
PDCAを回していくことがメルマガ施策においては必要不可欠です。

自由度が高く、視覚に訴えることができる

画像を入れたり、レイアウトを指定できたりするHTMLメールは
文字しか入力できないテキストメールと比較して自由にメールを設計することができます。

例えば、新商品を案内するメルマガを送る場合。
テキストだけのメールよりも、商品の画像があったほうがイメージが沸きますよね。

一目でユーザーが想像できるメルマガを作ることができるのも
HTMLメールを使うメリットです。

ユーザー(ペルソナ)に読まれやすい

スマートフォンが普及した現在、
そもそもテキストだけのメールが少なくなりつつあります。
せっかく開封してもらっても、読んでもらえないとメルマガを配信する意味はないでしょう。

メルマガの一字一字すべてを読む人はほとんどいません。
適度に画像を入れたり、文字の大きさに緩急をつけることによって、
「読んでほしいところを読ませる」メルマガを設計しやすいのもHTMLメールのメリットの1つです。

HTMLメールのデメリット

メリットが多いHTMLメールには、知っておくべきデメリットもあります。
ここからは、注意すべき2つのデメリットについての解説です!

作成時に専門知識が必要な場合がある

HTMLメールを1から作成するには、
メルマガの構造を組み立てるHTMLと装飾を指定するCSSの知識が必要になります。
メルマガ作成のツールやシステムを利用することで、リソースを省くことが可能です。

相手の環境設定によっては文字化けやレイアウトの崩れが起こることがある

半角カタカナや環境依存文字などを使っている場合、
文字化けが起こってしまう可能性があります。

・丸つき数字
・ローマ数字
・単位記号

上の3つなどが環境依存文字にあたるため、注意しましょう。

また、端末やOS、メーラーなどの環境によってCSSの適用方法が異なるため、
レイアウトが崩れてしまうことがあるのもHTMLメールのデメリットです。
マルチパートメール設定を行うと、
受信者の環境に応じてHTMLメールとテキストメールを送り分けることができるため、
忘れずに設定しましょう。

これらのデメリットを考慮しても、
効果測定に基づいてPDCAを回すことができるHTMLメールでメルマガを配信するのがおすすめです

次の章は、HTMLメールでメルマガを配信する前に
心に留めておきたい2つの注意点について解説します。
メルマガを作成する前に必ず読んでください!

メルマガ配信における注意点

ユーザーは「セールスされている」という認識を持っている

メルマガは売上を上げるための施策の1つです。
そして、
ユーザーも「商品を買ってもらうためにメルマガを送っている」ことを分かっています

そのため、ユーザーにとってメリットとなる情報を
どれだけ分かりやすく伝えられるかがメルマガ配信においては重要です。

商品やキャンペーンについて必要な情報を盛り込んだ上で、
書き手とユーザーの関係性を構築するための親しみやすさや
人のぬくもりを感じられる設計を行っていきましょう。

内容や配信頻度によっては離反のきっかけになることがある

メルマガの売り込み感が強かったり、配信が頻繁と思われたりする場合、
お客様の離反のきっかけに
なってしまうことも。

ある調査では、「配信頻度が高い」ことが
メルマガを読まない理由で最も多いことが分かっています。
頻繁すぎる配信は読まれないばかりかメルマガ登録の解除、
さらには商品自体の解約に繋がってしまうこともあるため、適切な配信頻度を考えましょう。

次の章は、これらの注意点を解決するための3つのポイントについて詳しく解説していきます!

メルマガ配信のポイント

開封率をあげることが最初のステップ

・開封率
・クリック率
・コンバージョン率

この3つの中でまず最初に高くするべき数字はどれでしょう?
答えは、もちろん「開封率」!

というのも、配信したメルマガを読んでもらうための最初のステップは
「メールを開いて(開封して)もらう」こと
だからです。
開封率を上げるために、最低限するべきことが2つあります。

【1】タイトルにはとことんこだわる
【2】ユーザーの生活スタイルを考えてメルマガを送る時間を決める

この2つについてそれぞれ解説していきます!

タイトルにはとことんこだわる

メルマガ作成するときに、最初にするべきことは何でしょう?
答えは、「タイトルを考えること」です

メルマガの内容ばかりに意識が向いてしまうのはよくあること。
しかし、
開封率はほぼ100%タイトルで決まると言っても過言ではないため、
タイトルにこそとことんこだわりましょう。

ユーザーのメールボックスには毎日たくさんのメールが届きます。
その中から自分が配信したメルマガを開封してもらうためには、
ユーザーにとってメリットとなる情報を目につきやすいようにタイトルに盛り込むことが必要です。

例えば、新しく発売する美容液の先行予約を案内するメルマガを配信する場合。

・訴求力の強いディスカウントや期間限定の文言を1番前に配置する
・目立たせたいところは記号で装飾する

この2つを意識するだけで開封率は断然アップします。
ある通販会社で実際に行ったABテストでは、
タイトルの工夫だけで開封率が8%上がった事例も

メルマガ施策において、最も大事なのは「ユーザー目線で考えること」
いつ、どんなタイトルのメルマガが来たら開くだろう?と
自分がユーザーの視点に立って考えてみるのも1つの手ですね!

ペルソナの生活スタイルを考えて配信時間を決める

みなさんは「なんとなく」でメルマガの配信時間を決めていませんか?
タイトルをしっかり考えても、配信時間が最適でなければ開封率はなかなか上がりません

例えば、同じメルマガを正午12時と深夜12時に送った場合、
どちらのメルマガの方が開封してもらえるでしょうか?答えは「ペルソナによる」です。

ペルソナが会社員の場合は正午12時にメルマガを送ると、
昼休みにメールを開いて読んでくれる人が多いと予測できます。
一方、ペルソナが大学生の場合は、
深夜12時に送ったメルマガの方が寝る前にスマホを見る時間で読まれるかもしれません。

このように、ペルソナの生活スタイルを考えて配信時間を決めることが重要です。
ペルソナを明確にすることで配信時間はもちろん、
最適な訴求やレイアウトなども変わります。
まずは、ペルソナを明確に決めましょう!

セグメント配信で最適なユーザーに配信する

セグメントとは、年齢や性別、職業、居住地、会員ランクなど
一定の要素でユーザーを分類すること
です。
全ユーザーの中から、ある要素を持つグループだけに向けて
最適なメルマガを送ることをセグメント配信と言います。

セグメント配信で得られるメリットは下のようなことが挙げられます。

<ユーザー側>
・自分の欲しい情報だけを手に入れることができる

<配信側>
・開封率やクリック率、コンバージョン率などメールへの反応がよくなる

むやみやたらに一斉配信するのではなく、
セグメント配信を行うことでより効果的なメルマガ施策が可能になります。

内容を充実させる

みなさんが作成するメルマガは「一方的なメルマガ」になっていませんか?
ユーザーが本当に読みたいメルマガになっていますか?

自分が伝えたい内容(商品を買ってほしいというアピール)だけを書いていると、
ユーザーは「売ることしか考えていないんだ」と興覚めして、
メルマガは読まれなくなってしまいます。

ここからは、読まれ続けるメルマガに含まれる3つの要素についての解説です!

コンテンツの質

・「起承転結」の構成がしっかりしていて、自然な流れで営業トークをしている
・ユーザーが見やすいレイアウトになっている
・「この」「その」などの指示詞は使わず、ユーザーに想像させない文章になっている

情報の質

・情報量が豊富である
・新しい情報である
・メルマガでのみ得られる情報が入っている

人を感じさせる親しみやぬくもり

・書いた人の人柄を感じることができる
・セールス以外の近況報告などをメルマガで配信する

特に、続けて読んでもらうためには人を感じさせる親しみやぬくもりが重要
ある通販会社ではメルマガを書いた人の顔のイラストをメール内に載せたり、
何気ない日常会話を入れたりすることで開封率20%をキープしています。
メルマガを作るときは、「自分のメルマガのファンを作ろう!」という気持ちで作成しましょう!

まとめ

メルマガ施策の効果を最大化するためにできることについて解説しました!いかがでしたか?

TwitterやInstagram、[email protected]などのソーシャルメディアが発達した現在も、
メールは販売促進のための重要なツールの1つです。
ユーザー目線のメルマガを設計することで、顧客満足度と売上の最大化を狙いましょう!

このブログを書いているHide&Seekは、
広告運用やECモール運営などを行っているWEBコンサルティング会社です。
通販のことで何かお悩みの方は、ぜひ下のコンタクトフォームよりご連絡をお待ちしております!