BLOG > 通販>【HTMLメールに落とし穴?】メルマガ初心者でも3分で攻略!

【HTMLメールに落とし穴?】メルマガ初心者でも3分で攻略!

カテゴリー: 通販

Ayumu

           最終更新日: 2021.06.01

カテゴリー: 通販

低コストでお客様との関係を構築できるメルマガ施策。
実は、誰もが陥りやすい落とし穴があることをご存じですか?

今回はメルマガの効果を最大化するために知っておきたい、
3つのポイントについて解説します。ぜひ参考にしてください!

HTMLメールとテキストメールの違い

そもそも、メルマガはHTMLメールとテキストメールという
2種類のメールで配信が可能です。
まず最初に、この2つの違いと
HTMLメールでのメルマガ配信をおすすめする理由について解説します!

HTMLメールの特徴

HTMLメールとテキストメールには下のような違いがあります。

画像を挿入できるかできないか、
開封率やクリック率などの効果測定が可能かそうでないかといった点が、
HTMLメールとテキストメールで大きく違う点。
お客様の反応を見てPDCAを回すためにはHTMLメールを使うことをおすすめします。

HTMLメールのメリット

ここでは、HTMLメールを使う3つのメリットを詳しく解説します!

効果測定ができる

HTMLメール最大のメリットは効果測定ができる点。
メルマガ配信において
必ず見るべき3つの数字があります。

この3つの数字を見て改善点を見つけ、
PDCAを回していくことがメルマガ施策においては必要不可欠です。

自由度が高く、視覚に訴えることができる

画像を入れたり、レイアウトを指定できたりするHTMLメールは
文字しか入力できないテキストメールと比較して自由にメールを設計することができます。

例えば、新商品を案内するメルマガを送る場合。
テキストだけのメールよりも、商品の画像があったほうがイメージが沸きますよね。

一目でユーザーが想像できるメルマガを作ることができるのも
HTMLメールを使うメリットです。

ユーザー(ペルソナ)に読まれやすい

スマートフォンが普及した現在、
そもそもテキストだけのメールが少なくなりつつあります。
せっかく開封してもらっても、読んでもらえないとメルマガを配信する意味はないでしょう。

メルマガの一字一字すべてを読む人はほとんどいません。
適度に画像を入れたり、文字の大きさに緩急をつけることによって、
「読んでほしいところを読ませる」メルマガを設計しやすいのもHTMLメールのメリットの1つです。

HTMLメールのデメリット

メリットが多いHTMLメールには、知っておくべきデメリットもあります。
ここからは、注意すべき2つのデメリットについての解説です!

作成時に専門知識が必要な場合がある

HTMLメールを1から作成するには、
メルマガの構造を組み立てるHTMLと装飾を指定するCSSの知識が必要になります。
メルマガ作成のツールやシステムを利用することで、リソースを省くことが可能です。

相手の環境設定によっては文字化けやレイアウトの崩れが起こることがある

半角カタカナや環境依存文字などを使っている場合、
文字化けが起こってしまう可能性があります。

・丸つき数字
・ローマ数字
・単位記号

上の3つなどが環境依存文字にあたるため、注意しましょう。

また、端末やOS、メーラーなどの環境によってCSSの適用方法が異なるため、
レイアウトが崩れてしまうことがあるのもHTMLメールのデメリットです。
マルチパートメール設定を行うと、
受信者の環境に応じてHTMLメールとテキストメールを送り分けることができるため、
忘れずに設定しましょう。

これらのデメリットを考慮しても、
効果測定に基づいてPDCAを回すことができるHTMLメールでメルマガを配信するのがおすすめです

次の章は、HTMLメールでメルマガを配信する前に
心に留めておきたい2つの注意点について解説します。
メルマガを作成する前に必ず読んでください!

メルマガ配信における注意点

ユーザーは「セールスされている」という認識を持っている

メルマガは売上を上げるための施策の1つです。
そして、
ユーザーも「商品を買ってもらうためにメルマガを送っている」ことを分かっています

そのため、ユーザーにとってメリットとなる情報を
どれだけ分かりやすく伝えられるかがメルマガ配信においては重要です。

商品やキャンペーンについて必要な情報を盛り込んだ上で、
書き手とユーザーの関係性を構築するための親しみやすさや
人のぬくもりを感じられる設計を行っていきましょう。

内容や配信頻度によっては離反のきっかけになることがある

メルマガの売り込み感が強かったり、配信が頻繁と思われたりする場合、
お客様の離反のきっかけに
なってしまうことも。

ある調査では、「配信頻度が高い」ことが
メルマガを読まない理由で最も多いことが分かっています。
頻繁すぎる配信は読まれないばかりかメルマガ登録の解除、
さらには商品自体の解約に繋がってしまうこともあるため、適切な配信頻度を考えましょう。

次の章は、これらの注意点を解決するための3つのポイントについて詳しく解説していきます!

メルマガ配信のポイント

開封率をあげることが最初のステップ

・開封率
・クリック率
・コンバージョン率

この3つの中でまず最初に高くするべき数字はどれでしょう?
答えは、もちろん「開封率」!

というのも、配信したメルマガを読んでもらうための最初のステップは
「メールを開いて(開封して)もらう」こと
だからです。
開封率を上げるために、最低限するべきことが2つあります。

【1】タイトルにはとことんこだわる
【2】ユーザーの生活スタイルを考えてメルマガを送る時間を決める

この2つについてそれぞれ解説していきます!

タイトルにはとことんこだわる

メルマガ作成するときに、最初にするべきことは何でしょう?
答えは、「タイトルを考えること」です

メルマガの内容ばかりに意識が向いてしまうのはよくあること。
しかし、
開封率はほぼ100%タイトルで決まると言っても過言ではないため、
タイトルにこそとことんこだわりましょう。

ユーザーのメールボックスには毎日たくさんのメールが届きます。
その中から自分が配信したメルマガを開封してもらうためには、
ユーザーにとってメリットとなる情報を目につきやすいようにタイトルに盛り込むことが必要です。

例えば、新しく発売する美容液の先行予約を案内するメルマガを配信する場合。

・訴求力の強いディスカウントや期間限定の文言を1番前に配置する
・目立たせたいところは記号で装飾する

この2つを意識するだけで開封率は断然アップします。
ある通販会社で実際に行ったABテストでは、
タイトルの工夫だけで開封率が8%上がった事例も

メルマガ施策において、最も大事なのは「ユーザー目線で考えること」
いつ、どんなタイトルのメルマガが来たら開くだろう?と
自分がユーザーの視点に立って考えてみるのも1つの手ですね!

ペルソナの生活スタイルを考えて配信時間を決める

みなさんは「なんとなく」でメルマガの配信時間を決めていませんか?
タイトルをしっかり考えても、配信時間が最適でなければ開封率はなかなか上がりません

例えば、同じメルマガを正午12時と深夜12時に送った場合、
どちらのメルマガの方が開封してもらえるでしょうか?答えは「ペルソナによる」です。

ペルソナが会社員の場合は正午12時にメルマガを送ると、
昼休みにメールを開いて読んでくれる人が多いと予測できます。
一方、ペルソナが大学生の場合は、
深夜12時に送ったメルマガの方が寝る前にスマホを見る時間で読まれるかもしれません。

このように、ペルソナの生活スタイルを考えて配信時間を決めることが重要です。
ペルソナを明確にすることで配信時間はもちろん、
最適な訴求やレイアウトなども変わります。
まずは、ペルソナを明確に決めましょう!

セグメント配信で最適なユーザーに配信する

セグメントとは、年齢や性別、職業、居住地、会員ランクなど
一定の要素でユーザーを分類すること
です。
全ユーザーの中から、ある要素を持つグループだけに向けて
最適なメルマガを送ることをセグメント配信と言います。

セグメント配信で得られるメリットは下のようなことが挙げられます。

<ユーザー側>
・自分の欲しい情報だけを手に入れることができる

<配信側>
・開封率やクリック率、コンバージョン率などメールへの反応がよくなる

むやみやたらに一斉配信するのではなく、
セグメント配信を行うことでより効果的なメルマガ施策が可能になります。

内容を充実させる

みなさんが作成するメルマガは「一方的なメルマガ」になっていませんか?
ユーザーが本当に読みたいメルマガになっていますか?

自分が伝えたい内容(商品を買ってほしいというアピール)だけを書いていると、
ユーザーは「売ることしか考えていないんだ」と興覚めして、
メルマガは読まれなくなってしまいます。

ここからは、読まれ続けるメルマガに含まれる3つの要素についての解説です!

コンテンツの質

・「起承転結」の構成がしっかりしていて、自然な流れで営業トークをしている
・ユーザーが見やすいレイアウトになっている
・「この」「その」などの指示詞は使わず、ユーザーに想像させない文章になっている

情報の質

・情報量が豊富である
・新しい情報である
・メルマガでのみ得られる情報が入っている

人を感じさせる親しみやぬくもり

・書いた人の人柄を感じることができる
・セールス以外の近況報告などをメルマガで配信する

特に、続けて読んでもらうためには人を感じさせる親しみやぬくもりが重要
ある通販会社ではメルマガを書いた人の顔のイラストをメール内に載せたり、
何気ない日常会話を入れたりすることで開封率20%をキープしています。
メルマガを作るときは、「自分のメルマガのファンを作ろう!」という気持ちで作成しましょう!

まとめ

メルマガ施策の効果を最大化するためにできることについて解説しました!いかがでしたか?

TwitterやInstagram、LINE@などのソーシャルメディアが発達した現在も、
メールは販売促進のための重要なツールの1つです。
ユーザー目線のメルマガを設計することで、顧客満足度と売上の最大化を狙いましょう!

このブログを書いているHide&Seekは、
広告運用やECモール運営などを行っているWEBコンサルティング会社です。
通販のことで何かお悩みの方は、ぜひ下のコンタクトフォームよりご連絡をお待ちしております!

この記事を書いた人

Ayumu

ECモール事業部所属。何でも売れるマーケターを目指して日々運用中!

     

最新記事Top3