スポンサープロダクト、スポンサーブランド、スポンサーディスプレイ、AmazonDSP…。
いくつか存在するAmazon広告の中でも、
今回は「スポンサーディスプレイ広告」について解説から運用のコツまで分かりやすくまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
スポンサーディスプレイ広告は3種類のターゲティング方法に基づいて配信される広告です。
スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告とは異なる場所に表示されます。
クリック課金(CPC)もしくはインプレッション課金(CPM)のいずれかで設定可能です。
スポンサーディスプレイ広告を出稿するための条件は2つあります。
この2つの条件を満たしていなければスポンサーディスプレイ広告は使用できません。
1つは大口出品であることです。
出品者はAmazonへ商品を出品する際、「大口出品」と「小口出品」という2つの出品方法から選びます。
スポンサーディスプレイ広告は大口出品者のみ使用できる広告です。
大口出品と小口出品についてはこちらをご覧ください。
もう1つはブランド登録を行っていることです。
ブランド登録を行うと、Amazonがブランドを保護してくれます。
ブランド登録には商標の取得が必要です。
商標の取得は半年から1年ほどかかるため、以前はブランド登録にかなりの時間を有していました。
しかし、Amazonの新サービスである「IP Accelerator(商標登録促進)」により、
商標が完全に取得される前であってもブランド登録が可能になったのです。
ブランド登録はスポンサーディスプレイ広告を使用できるようになる以外にも様々なメリットがあるので、
登録していない方はぜひ登録しておきましょう。
スポンサーディスプレイ広告を回すメリットはいくつかあります。
スポンサーディスプレイ広告は主に以下の枠に表示されます。
商品ページ
<パソコン>
<スマホ>
ユーザーが商品を購入するときに目に止まりやすい購入ボタンの周辺に表示されます。
そのため、購入に迷っているユーザーを誘導したい商品ページへと促すことが可能です。
スポンサーディスプレイ広告はスポンサープロダクト広告と違い、
ブランド登録を行っていなければ使用できないため使用可能な出品者が限られます。
そのためスポンサーディスプレイ広告を使用しているセラーは少なく、
比較的容易に表示させることが可能です。
スポンサーディスプレイ広告は、ユーザーの購買行動に沿って、
自社が販売している商品に興味を持っているユーザーを
追跡して表示させる(リターゲティング)機能がついています。
スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告にはついていません。
対して、スポンサーブランド広告は以下のデメリットがあります。
Amazonが自動で広告の最適化を行うため、手動でキーワードやASINの切り出しと除外ができません。
そのため、無駄に広告費を消化してしまう可能性があります。
無駄な広告費をかけないためにも、日々作成した広告キャンペーンを見ておきましょう。
実際にスポンサーディスプレイ広告を設定してみます。
ターゲティングには2種類あります。
▼商品ターゲティング
ターゲットに設定する商品をユーザーが見るとそのユーザーに対してリターゲティングするというもの。Amazon内に広告が表示されます。
▼オーディエンス
ユーザーの購買行動をAmazonが分析しターゲティングするもの。
スポンサーディスプレイ広告では
入札額を「ダウンのみ」「アップとダウン」「固定」など複数から選択できません。
「アップとダウン」のみです。アップでは設定した入札額の最大300%まで上がります。
(例:100円を入札額として設定した場合、最大400円まで引き上がる)
また、入札額の最適化には3種類ありそれぞれの詳細は以下の通りです。
▼ビューアブルインプレッションに合わせた最適化
広告の関心が高いユーザーに対してインプレッションされるよう最適化します。
1000件のインプレッションごとに設定した入札額が課金されるのです。
※入札額を3ドル未満に設定すると、広告が配信されないことがあります
▼ページの訪問数に合わせた最適化
広告のCTRに応じて入札額を最適化します。
CTRが低い→入札額が下がり露出減少
CTRが高い→入札額が上がり露出拡大
▼コンバージョンに合わせた最適化
広告のCVRに応じて入札額を最適化します。
CVRが低い→入札額が下がり露出減少
CVRが高い→入札額が上がり露出拡大
入札額を設定後の流れは④で「商品ターゲティング」を選択した場合と
「オーディエンス」を選択した場合で異なります。
<商品ターゲティングを選択した場合>
ターゲットとなるカテゴリや商品を選択します。
<オーディエンスを選択した場合>
オーディエンスには3種類あります。
▼Amazonオーディエンス
Amazonオーディエンスは下記の4つで構成されています。
インマーケット: 最近特定カテゴリの商品を購入したアクティブユーザーに対して、カテゴリごとでターゲティングできます。
ライフスタイル:広告運用者はライフスタイルごとでユーザーにターゲティング可能。ユーザーのライフスタイルは購買行動をもとにAmazonがカテゴライズします。
興味: Amazonはユーザーの購買行動をもとに、興味のあるカテゴリを分析します。ユーザーは興味ごとにカテゴライズされ、広告運用者は興味のカテゴリごとにターゲティング可能。
ライフイベント: 引っ越しや結婚など、人生の重要な節目に関わる活動を最近行っているユーザーにターゲティングします。
▼閲覧リマーケティング
広告の商品やその他の類似商品、商品カテゴリー、ブランドなどを閲覧したことのあるユーザーにリターゲティンします。
▼購入のリマーケティング
広告の商品やその他の類似商品、商品カテゴリー、ブランドなどを購入したことのあるユーザーにリターゲティンします。
クリエイティブがそのまま広告で表示されます。
基本的には商品画像、商品名、価格が表示され、表示場所によってはレビューも表示。
左上の「クリエイティブをカスタマイズ」を選択し「ロゴと見出しを追加する」を選択すると、
ブランドのロゴと見出しが設定可能。
商品の認知だけでなく、ブランドの認知にも役立ちます。
ロゴの要件
「カスタムイメージを追加する」を選択すると、商品を引き立てる背景画像を挿入することが出来ます。
カスタム画像の要件
「カスタムイメージを追加する」では、
広告が表示される場所に合わせて画像サイズを変更出来ず、表示場所によっては見切れてしまいます。
そのため、現状は「ロゴと見出しを追加する」の方がおすすめです。
今後は、改善されて表示場所ごとでカスタム画像サイズを変更できるようになると思われます。
最後に右下の「キャンペーンを作成」を押すと作成完了です。
スポンサーディスプレイ広告を回してみたいと思っている方は、
「商品ターゲティング」か「閲覧リマーケティング」がおすすめです。
広告を回す商品に、1度は興味を持っていただけた人に対してアプローチできるため、
CTRやCVRが高い傾向にあります。
実際、Amazonオーディエンスで回した時と比較してCTRが3~4倍ほど高いです。
スポンサーディスプレイ広告は売上をさらに拡大させたい中級者向けの広告です。
そもそもAmazonで広告を回したことがないという方は、
スポンサープロダクト広告から始めるをおすすめします。
Amazonでブランディングを強化する上で欠かせないのがストア。
「どうやってストアの作成を進めたらいいか分からない」という方に向けて、今回はAmazonストアの基礎をお伝えします。
利用条件や作成方法をマスターして、よりAmazonでの売上アップを目指しましょう!
「Amazonストア」とは自社のブランドや商品をカスタムページを通して紹介することができる機能のことです。
追加費用は一切かからず、無料で利用することが可能です。
皆さんもご存知の通り、Amazonの商品ページは他の出品者とも共通であるため自由度が低い仕様となっています。
そのため、商品ページ内でブランディングを行っていくには限界がある状態です。
しかし、Amazonストアは独自で作成することができるため、自社ブランドについてユーザーに自由に伝えることができます。
より自社のブランドや商品をユーザーに知ってもらうためにも積極的にストアを活用していきましょう。
次にAmazonストアを利用するメリットを4つお伝えします。
Amazonストアの最大のメリットは「ページを通してブランディングができる」ことです。
Amazon内の規約を守る必要ははありますが、カスタマイズしながら自社のブランドに合わせて作成することができます。
AmazonストアはAmazon内のブランディングを強化できるだけではありません。
なんとAmazon外の広告の遷移先に設定することが可能なのです。
GoogleやYahooだけでなく、InstagramやFacebook広告の出稿時に活用することができます。
Amazon外からもユーザーを獲得したいと考えている出品者の方はぜひ外部リンクへの掲載も検討してみてください。
商品ページについてはアクセスや購入件数のみ管理画面上に表示されますが、Amazonストアは細部までユーザーの動向を分析することが可能です。
ブランディング訴求がいいのか、それとも商品の強みを打ち出した方がいいのか、上記の数字を分析しながらPDCAを回していきましょう。
Amazonストアの作成においてはコーディングなどの難しい作業は不要です。
カスタムできるテンプレートがあるため、形式に沿って画像を当てはめていくことで作成ができます。
テンプレートは何種類かあるため、自社のブランドや訴求したい内容に合わせて選ぶことが可能です。
Amazonストアには利用するための条件が大きく2つあります。
Amazonでは「大口出品」「小口出品」の2パターンの出品方法があります。
今回ご紹介しているAmazonストアを利用できるのは「大口出品」を行っている出品者のみです。
「大口出品」にはメリットがたくさんあるため、現在「小口出品」で出品されている方はぜひ切り替えを検討してみてください。
▼「大口出品」「小口出品」についての詳細はこちら
「Amazonブランド登録」とは「Amazonにおけるブランドの保護をサポート」するものです。
ブランド登録を行うことでストアページ以外にもさまざまなサービスが利用可能となるため、登録をしておくことをおすすめします。
ブランド登録のメリットや登録方法をまとめておりますので、ぜひご覧ください。
▼ブランド登録の詳細はこちら
Amazonストアについて理解は深まりましたか?
次にストアの作成方法についてご説明します。
手順を確認しながら一緒に作成を進めていきましょう。
テンプレートは4種類ありますが、後で編集が可能です。
右側にある「新しいセクションの追加」をクリックし、コンテンツを追加していきます。
画像から動画まで様々なコンテンツを追加することが可能です。
▼コンテンツ例
コンテンツ内容も定期的に変更していきながら自社のブランディングやクロスセルに最適なストアを作成していきましょう。
作成が完了したらAmazonに提出を行い、審査結果を待ちましょう。
最後にAmazonストアのURL確認方法をお伝えします。
外部広告における設定などで活用してみてください。
まず、セラーセントラルから出品者ID(出品者トークン)を確認しましょう。
出品者ID(出品者トークン)とは、Amazon出品者に割り当てられた「A」から始まるコードのことです。
・https://www.amazon.co.jp/s?me=
・https://www.amazon.co.jp/shops/
あとは上記URLの「me=」もしくは「shops/」のあとに出品者ID(出品者トークン)を入れるだけです。
今回はAmazonでブランディングをしていく上で欠かせないストアについて解説しました。
Amazonでの売上を上げていく1つの手段としてぜひ活用してみてくださいね。
日本のAmazonマーケットプレイス4億点以上の商品が存在します。
そんな4億点ものなかで、を販売すると考えると、
「まず何からすればいいのか」と誰しも困惑するはずです。
ズバリ!まずするべきことは「Amazon内競合調査」。
しかしその方法はAmazonが教えてくれるものではありません……。
今回は誰も教えてくれない「Amazon内競合調査」の方法をお伝えします。
商品設計の時点で、ベンチマークしている商品があると思います。
ただAmazonで販売する上で、そのベンチマーク商品を競合として販売しているままでは、一向に売上アップには繋がりません。
なぜかというと、自社サイトとAmazon内では販売している商品も違えば、販売方法も異なるからです。
きちんとAmazon内での競合調査を行い、商品を分析して売上げアップを目指しましょう。
まずはAmazon内で売れている商品を探すことが大切です。
競合商品がAmazon内で売れていなければ意味がありません。
Amazon内で売れている商品かどうかを確認するために、「ランキング順位」を調べましょう。
商品ページに商品のランキングが掲載されています。
まずはベンチマークしていた商品のランキングをチェックしてみてください。
ランキングはカテゴリで分かれて掲載されています。
注意していただきたいのが、大きいカテゴリで見ること。
小カテゴリでは商品の母数が少ない場合があるため、母数が多い大カテゴリを参考にしてください。
今回は商品点数の多い「ビューティーカテゴリ」と「ドラックストアカテゴリ」のランキングと月の販売件数予測を掲載しています。
ただしランキングは販売件数によって<リアルタイム>で変動しており、以下の販売件数は現時点(2021年9月30日時点)の件数目安なので、参考程度に確認してください。
−−−−−−−−−−−−−−
■ビューティーカテゴリ(化粧品類)
〜500位 :月3000件〜
501位〜1000位 :月900件〜3000件
1001位〜3000位 :月350件〜900件
3001位〜5000位 :月200件〜350件
5001位〜10000位:月60件〜200件
10001位〜 :月60件〜
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■ドラッグストアカテゴリ(健康食品・サプリメント類)
〜500位 :月4000件〜
501位〜1000位 :月2000件〜4000件
1001位〜3000位 :月1200件〜2000件
3001位〜5000位 :月600件〜1200件
5001位〜10000位:月150件〜600件
10001位〜 :月150件〜
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ベンチマークしていた商品のランキングと売上件数はいかがでしたか?
自社サイトで販売している場合とAmazonで販売している場合とでは、売れている商品が違うことがあります。
その理由はAmazonにはAmazonや楽天などのECモールのみで販売するモール専売商品というものが存在するからです。
このモール専売商品については後ほど説明します。
売れている商品がわかったところで、つぎはその商品がどういったキーワードで獲得できているか調べましょう。
Amazonの検索欄で「商品名」を入力してください。
その際にサジェストで出てきたキーワードが、獲得されているキーワードです。
他にもAmazon内の商品キーワードを調べる有料の外部ツールがあります。
Amazonではキーワードが重要になるため、ツールなどを利用して調査と分析を行いましょう。
モール専売商品を参考にするのも一つの手です。
モール専売商品とはECモール内だけで販売している商品。
言ってしまえばモール内で売上を上げるためのマーケティングノウハウが集約されている商品です。
ランキング上位を専売商品が占めているのも納得します。
そのため売上アップに悩んでいる方は、商品と同じカテゴリの専売商品の売り方を参考にしてみるといいでしょう。
その商品の「タイトル」「商品説明文」「商品画像」に注目してみてください。
Amazon内でユーザーにどう見せるかが考えられているので、より売上をアップするためのページづくりとして参考になります。
このように自社サイトとAmazonでは売れている商品も違えば販売方法も違います。
そのため、Amazon内で売上をアップするためには「Amazon内競合調査」が必要なのです。
そのため売上アップのためにAmazon内で売れている商品の競合調査と分析を行い、Amazonユーザーに合わせた販売戦略を立てていきましょう。
Amazon出品について初心者の方必見です!
今回はASIN・ユニットセッション率・FBAなど
出品に必要な基礎用語について解説します。
Amazonで販売していく上で、売上を伸ばすために
絶対に知っておくべき用語ですのでぜひ参考にしてください!
まず最初にAmazon上で商品を識別する際に
必要な用語について説明していきます。
ASINとは、Amazon上で書籍以外の
1つの商品(商品ページ)に割り当てられる番号のことです。
「BO」から始まり、英数字の10桁で構成されています。
商品ページをスクロールしたところに記載されている
「登録情報」や、商品ページのURL部分で確認することが可能です。
ASINには2つの種類があります。
バリエーション登録を行うときに使用する
「親ASIN」と「子ASIN」です。
バリエーション登録とは
複数のサイズや色を持つ商品を、ひとつの商品詳細ページに
まとめて表示させるための設定のこと。
例えば、同じマスカラの商品に
黒・ブラウン・赤の3色があるとします。
その場合、「黒」「ブラウン」「赤」の
3種類それぞれに子ASIN。
それをまとめる商品ページに親ASINが作成されます。
最初に親ASINを登録した後、
親ASINに紐づくよう
3種類の商品に子ASINを作成するという形です。
SKUとは、「商品管理番号」で
商品の在庫を管理するときに使用するコードのことです。
商品登録の際に出品者自身で登録することができる部分。
登録しなかった場合は、Amazonから自動で振り当てられ
その後は変えることはできません。
同じ商品で複数セットがある場合は
最後に01や02など本数を付け加えておくと分かりやすいです。
JANコードとは、
日本の共通商品コードとして使われている13桁の数字のコードのこと。
お店に売ってある商品についているバーコードの下にある数字です。
ちなみにJANコードは日本、EANは主にヨーロッパ、
UPCはアメリカで使用されているものを指します。
JANコードがない商品も「製品コード免除申請」という
手続きを行えば商品登録は可能です。
しかし、商品登録する際には基本的に
このJANコードが必要となります。
Amazonのセラーには
ビジネスレポートがあります。
セラー上部の【レポート】→【ビジネスレポート】をクリックして
様々なデータを見ることが可能です。
データを見るうえで必要な用語について詳しく説明していきます。
セッションとは、商品ページを訪れた人数のことで
24時間以内に複数回、商品ページを訪れた場合でも1とカウントされます。
また広告を経由してページを訪問したユーザーもカウントされますが、
検索結果ページから訪れたユーザーなのか広告から訪れたユーザーなのかは
見分けることができません。
ページビューとは、ユーザーがページを閲覧した回数のことで
1訪問につき1回とカウントされます。
そのため通常はセッションよりも数字は大きくなっているはずです。
セッションに比べてあまりにもページビューが
多すぎる場合は、他の商品と比べられている可能性が高いため
商品の情報を追加といった対策をとるようにしましょう。
Amazonは、1商品につき1ページという決まりがあります。
以下の商品は6ものショップが出品をしている状態です。
右側にある【カートに入れる】をクリックすると
カートを取得している出品者から購入することになります。
カートボックス取得率とは
ユーザーが商品を購入するときにカートを取得している割合でのこと。
ユーザーのほとんどはAmazonのこの仕組みを知らずに購入しているため
カートを取得していることが売上向上に直結してきます。
ビジネスレポートで確認する際に、
カート取得率が低い場合は注意してみておきましょう。
ちなみに、カートボックスを獲得できるのは
「大口出品」のみという決まりがあります。
大口出品・小口出品について詳しく知りたい場合は
こちらの記事をご覧ください。
注文された商品点数とは、そのままの通り注文された「商品点数」。
注文品目総数とは、注文された商品の品目数です。
例えば、同じ商品を1人のユーザーが2つ買った場合は
注文商品点数は2、注文品目数は1とカウントされます。
そのため「注文商品点数は>=注文品目総数」となり
あまりに差がある場合は、1人が複数本を購入している可能性が高いです。
そういった場合は複数本の出品を検討すれば
より売上の拡大に繋がるかもしれません。
ユニットセッション率とは、
ページに訪れた人の中でどのくらいの人が購入したかを
確認することができる割合のことです。
Amazonではユニットセッション率と言われますが
通常はCVRやCV率、転換率と呼ばれています。
計算式は【注文数÷セッション数】です。
セッションを増やしさらに数値を高くすることで
売上アップに繋がっていきます。
売上を伸ばしていく上で
Amazon内広告はとても重要です。
Amazonで使用できる広告の種類について詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。
ACoS(エーコス)とは、
売上高広告費比率のことです。
売上を出すのにどれだけの広告費用が
かかったのかを測ることができます。
計算式は【(広告費÷売上)×100】です。
例えば、1000円の広告費で
1000円の商品が売れたとすると
ACoSは、100%になります。
そのためACoSは、低ければ低いほど良いです。
最近は、ROASという指標もセラーで
見ることができるようになりました。
ROASは、【売上÷広告費】で出すことができ
広告費1円に対して何円の売上を出したのかを
知ることができる指標です。
Amazon内広告を運用していく上で
上記の2つはとても大切な指標になるので
覚えておきましょう。
インプレッションとは、
広告の表示回数です。
商品を認知してもらうためには
インプレッションを増やさなければなりません。
Amazon内広告の1つである
「スポンサープロダクト広告」はCPC広告で
オークション制のため「入札額×関連性」で表示回数が決まります。
Amazon広告の1つ「スポンサープロダクト広告」の
運用について詳しく説明しております。
興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
表示された広告がクリックされた割合です。
CTRでは、商品に興味を持ってくれた人の数を
確認することができます。
しかし、CTRは高ければ高いほど
良いというわけではありません。
CPC広告の場合、CTRが高くても注文がないときは
広告費を無駄に消化しているだけなので注意しておきましょう。
発送や商品登録の際に使用する単語について詳しく説明してきます!
商品を発送する方法は2種類あります。
その1つがFBAです。
FBAとは「fullfilment by Amazon」の略で
Amazonが注文管理から配送関係・カスタマーサービスまで
行ってくれるサービスのこと。
手数料はかかりますが
FBAに配送関係の全てを任せることができるため
とても便利なサービスです。
メリットや手数料など詳しく下の記事で紹介しています。
ぜひご覧ください。
また発送方法には、FBA以外に「自己発送」があります。
注文管理から配送作業、お客様対応まで
すべてを自分自身で行う方法です。
FBAと違ってすべてを自分自身で行う必要がありますが
「FBA手数料をかけたくない」
「商品販売数が少なく配送作業は自分ですることができる」という場合は
自己発送でも良いでしょう。
商品の出品方法は2つあります。
1つ目がAmazonで、まだ販売されていない商品を
出品する「新規出品」です。
すでにAmazonで商品が販売されている場合は
「相乗り出品」を行う必要があります。
先ほどお伝えしたようにAmazonでは1商品につき1ページしか
作成することができないためです。
出品方法について詳しく知りたい方はこちらの記事で
詳しく説明しているのでご覧ください。
その他、知っておいた方がいい
用語について詳しく説明していきますね。
「ブランド登録」とは
Amazonにおけるブランドの保護をサポートするものです。
ブランド登録を行うことで
知的財産権の保護や
Amazon上でHPのようなストアページを作成することができます。
ブランド登録のメリットや登録方法について
こちらの記事で詳しく説明していますので
ぜひご覧ください。
Amazonでは「定期おトク便」という
対象商品を定期的に割引価格で購入できるサービスがあります。
割引の金額は、出品者負担になりますが
リピートを増やす施策の1つです。
定期オトク便の6つの特徴を書いております。
興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。
Amazonでは、販売を促進するために
ポイントやクーポン・プロモーションなどがあります。
Amazonで売上を伸ばすためには
このような施策を行うことが重要です。
プロモーション割引の活用方法について
詳しく説明した記事はこちらになります。
ぜひご覧ください。
Amazonでは検索して商品を探す人がほとんどです。
また、検索する人の70%は
2ページ以降は見ないと言われています。
そのためAmazonで売上を伸ばす上でSEO上位表示の
対策を行わなければなりません。
AmazonSEOで上位表示するための方法や
SEOの対策方法についてこちらの記事で
詳しく説明しています。
知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
今回は、Amazonで
絶対に知っておくべき単語について説明しました。
使い方も一緒に説明しているので
ぜひ読み返して見てみてください!
このブログを書いているHide&Seekは、
Amazon、楽天、yahoo!の運営代行を行っている福岡の会社です。
40社以上のAmazon運用代行を行っております。
「ECモールに出店したいが、リソースを割く余裕がない」
「あくまで自社モールに優位性を置いた上で、販路を増やしていきたい」
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そんなお悩みをお持ちの方は、
ぜひ下のコンタクトフォームよりお問い合わせください。
Amazon出品者なら絶対に知っておくべき「手数料」について解説します。
「思わぬところで手数料が発生していたがために利益がない…!」という状況に陥らないように、しっかり手数料について把握しておきましょう。
Amazon出品における手数料は大きく3つに分けられます。
====================
・出品プラン別の手数料
・販売手数料
・FBA手数料
====================
「選択している出品プラン」
「販売している商品」
「FBA利用の有無」
によって売上における手数料の割合は変わります。
自分が販売する商品がどのくらい手数料がかかるのかしっかり把握した上で、
利益率を計算しましょう。
それぞれの手数料について具体的に解説していきます。
Amazonには「大口出品」「小口出品」という
2つの出品プランがあります。
自分の売り方に合った適切なプランを選択しましょう。
大口出品で発生する基本手数料は、
月額登録料金:4,900円(税抜)です。
小口出品においては月額登録料ではなく、
1商品につき100円(税抜)の成約料が発生します。
月に50点以上販売する商品であれば、
大口出品への登録がおすすめです。
▼以下の記事で大口出品と小口出品との違いについて詳しく解説しています。
「どちらを選択したらいいのか分からない…」
「出品プランを切り替えるか迷っている…」という方はぜひご覧ください!
Amazonで販売する商品はジャンル別に「販売手数料」が発生します。
自分が出品する商品の販売手数料を確認しておきましょう。
▼販売手数料一覧
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/G200336920
「1商品あたりの売上合計」は、
商品単価・配送料・ギフト包装料を含めた価格のことです。
現在期間限定で一部のカテゴリにおける販売手数料の引き下げが
実施されています。
引き下げ期間が終了すると販売手数料が変わる可能性があるため
利益率の計算などに注意が必要です。
=======================================================
<期間>
① 2019年9月1日(日)00時00分 ー 2021年2月28日(日)23時59分 (*1)
② 2019年3月1日(日)00時00分 ー 2021年2月28日(日)23時59分 (*2)
<対象商品>
・「ビューティ」「食品&飲料」「ドラッグストアカテゴリー」
売上合計が1,500円以下の商品:10%から8%に引き下げ。
売上合計が1,500円を超える商品:10% (*1)
・「ベビー&マタニティ」「ペット用品」
売上合計が1,500円以下の商品:15%から8%に引き下げ。
売上合計が1,500円を超える商品:15% (*1)
・「ホームカテゴリーの家具」
売上合計が20,000円を超える部分:15%から10%に引き下げ。
売上合計が20,000円以下の部分:15% (*1)
・「ジュエリー」
売上合計が10,000円を超える部分:15%から5%に引き下げ。
売上合計が10,000円以下の部分:15% (*1)
・「腕時計」
売上合計が10,000円を超える部分:15%から5%に引き下げ。
売上合計が10,000円以下の部分:15% (*1)
・「服&ファッション小物」
FBA/マケプレプライムで出荷された注文の売上合計が
3,000円を超える部分:15%から8%に引き下げ。
自社出荷された注文の売上合計が3,000円を超える部分:15%
売上合計が3,000円以下の商品:15% (*2)
・「シューズ&バッグ」
FBA/マケプレプライムで出荷されたで出荷された注文で売上合計が
7,500円を超える部分:15%から5%に引き下げ。
売上合計が7,500円以下の部分:15% (*2)
=======================================================
メディア商品の販売においては、
大口出品および小口出品のいずれの場合も
商品ごとにカテゴリー別成約料が発生します。
===================
本:80円
CD・レコード:140円
DVD:140円
ビデオ:140円
===================
販売SKU数が月に200万点を超えた場合(メディア以外)は
追加で1SKUごとに0.05円の手数料が発生します。
手数料は200万点を超過した分に適用。
たとえば、販売SKU数が合計で400万点になった場合、
手数料は(2,000,000 SKU × 0.05円)=100,000円になります。
大量出品手数料は、月単位における算出です。
FBAを利用する商品には「FBA手数料」も発生します。
==============
・配送代行手数料
・在庫保管手数料
==============
基本的な手数料は上記の2つです。
それぞれについて具体的に見ていきましょう。
注文商品の梱包、配送、カスタマーサービスに対して課金されるもの。
寸法と重量によって金額が変わります。
商品サイズ(体積あたり)と保管日数で計算されるもの。
=======================================================
<小型・標準サイズ>
■1月~9月
5.160円✖ [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm] ✖ [保管日数] / [当月の日数]
■10月~12月
9.170円✖ [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm]✖ [保管日数] / [当月の日数]
<大型・特大型サイズ>
■1月~9月
4.370円✖ [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm]✖ [保管日数] / [当月の日数]
■10月~12月
7.760円✖ [商品サイズ (cm3)] / [10cmx10cmx10cm]✖ [保管日数] / [当月の日数]
=======================================================
軽くて販売価格が安い商品は「FBA小型・軽量商品プログラム」に
登録することをおすすめします。
==========================================
・商品重量が950g以下
・商品寸法が3.3cm x 30.0cm x 35.0cm以下
・販売価格が1,000円以下
・過去4週間で出品者出荷およびFBAで25個以上の販売実績
==========================================
上記の条件を満たす商品は
こちらのURLより登録が可能です。
▼「FBA小型・軽量商品プログラム」登録
https://sellercentral.amazon.co.jp/fba/programs/snl/feeds?ref_=asjp_fba_snl_jplp_enroll2&ld=NSGoogle
FBAにおいては基本料金以外にも
状況に応じて発生する手数料があります。
FBAに保管している商品を返送してもらいたい、
または破棄してもらいたい時に発生する手数料です。
FBAでは、毎月15日に在庫のチェックが実施されます。
在庫チェック実施日に、FBAでの保管期間が365日を超えた在庫は、
長期在庫保管手数料が発生。
=============================
10cm × 10cm × 10cmあたり17.773円
=============================
手数料としてはそれほど高額ではありませんが、塵も積もれば山となります。
定期的に保管料をチェックして
価格を下げる、返送/破棄依頼を行うなどの早めに売り切る工夫をしましょう。
FBAにおいては、梱包要件などを満たさずに倉庫に商品を発送した場合、
倉庫内で納品不備受領作業を行うことで商品を販売可能にします。
FBAラベル貼付サービスに登録すると、
Amazonが倉庫において要件を満たした商品にラベルを貼付します。
手数料はラベル貼付対象となる商品のサイズによって変動。
=====================================
<小型サイズの商品>
・条件:25x18x2cm以下、250g以下
・ラベル1枚あたりの手数料(税込):20円
<標準サイズの商品>
・条件:45x35x20cm以下、250g以上9kg以下
・ラベル1枚あたりの手数料(税込):20円
<大型サイズの商品>
・条件:45x35x20cmを一辺でも超えた場合、9kg超
・ラベル1枚あたりの手数料(税込):51円
=====================================
FBA梱包準備サービスとは、
FBAを利用して販売する商品の梱包をAmazonが代行するサービスのこと。
<商品ラベル貼付サービス>
・小型、標準サイズ:20円
・大型、特大型サイズ:51円
<袋入れ>
・小型、標準サイズ:25円
・大型、特大型サイズ:92円
<テープ貼り>
・小型、標準サイズ:20円
・大型、特大型サイズ:51円
<エアキャップ>
・小型、標準サイズ:51円
・大型、特大型サイズ:143円
以下がサービスを利用できる商品の条件です。
=========================================
・商品サイズ:小型、標準、大型(特大型は不可)
・コンディション: 任意(新品、中古品、コレクター品、再生品
・商品のそれぞれにスキャン可能なバーコード
(ISBN、UPC、EAN、またはJAN)が付いている必要がある。
バーコードは、破れや汚れがあったり、
読めない状態であったりしてはいけません。
=========================================
以下の記事でFBAの利用方法やメリットまで詳しく解説しています。
ぜひご覧ください!
クーポンを発行している商品は
1回の引き換えにつき60円(税抜)の手数料が発生します。
ユーザーがAmazonに支払う代引き手数料。
ペイメント上には計上されますが、実際は±0円となる手数料です。
ユーザーがAmazonに支払う配送料。
代引き手数料チャージバックと同様に、ペイメント上では計上されますが、
実際は±0円となります。
今回はAmazon出品において把握しておくべき手数料について解説しました。
利益率などを計算する際にぜひ参考にしてくださいね。
手数料を把握した上で出品方法も知りたいという方は
コチラの記事もご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
Amazonのプロモーション割引についてご存知ですか?
Amazonにおける売上アップのためにぜひ活用していただきたい機能です。
今回はAmazonプロモーションのメリットから設定方法まで
分かりやすく解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
「プロモーション」とは、マーケティングにおいて商品に対する認知を高め、
購買を促進する施策のことです。
「Amazon プロモーション」はプロモーション施策のうちの1つ。
「Amazonプロモーション」施策の目的を考える上で、
まず売上向上の原理をおさらいしてみましょう。
====================
売上=客数×客単価×成約率
====================
Amazonで施策を行っていく上でも、
「客数」「客単価」「成約率」のどこにアプローチする施策なのかを
考えることが必要です。
「Amazonプロモーション割引」は
アップセル、クロスセルによって客単価を最大化する施策。
アップセル、クロスセルについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
Amazonでこのような表示を見たことがありますか?
この部分でAmazonプロモーション割引の内容をユーザーに伝えることができます。
単価アップのためにぜひ活用していきたい施策の1つです。
その他にAmazon内で売上を最大化するためのプロモーション施策として
広告やセールへの出品、クーポンの発行が挙げられます。
各項目について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
Amazonプロモーション割引を設定するために必要な条件はたった1つ。
「大口出品者」であることです。
小口出品者はプロモーションを利用できないので注意が必要です。
大口出品、小口出品について詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。
「1.Amazonプロモーション割引とは?」で解説したように、
ユーザーがAmazonプロモーション割引を利用することによって
客単価が向上します。
2個まとめて1回で送ることができるFBA発送の商品では
まとめて購入されることで、送料や配送手数料を抑えることができます。
配送料が抑えられえることで利益率がアップしますね。
Amazonプロモーション割引はカートボックスの獲得にも影響します。
カートボックス獲得率は売上に大きく影響するため、対策を行いましょう。
Amazon プロモーションは大きく2つに分けることができます。
①購入金額による割引
5,000円以上の購入で500円割引、10%オフというように、
ストア内での購入金額の合計が指定の金額を超えた際に割引を行うというもの。
===============================
・ストア内の商品種類が豊富である
・クロスセルを促したい
===============================
上記のような商品におすすめの割引方法です。
②同一商品の購入による割引
2個以上購入で500円割引、10%オフというように
同一商品を複数個購入した際に割引が適用されるもの。
=====================
・在庫を捌きたい
・アップセルを促したい
=====================
上記のような商品におすすめの割引方法です。
次に具体的な割引方法を見ていきましょう。
*===*===*===*===*===*===*===*===*===*
・(自己発送の場合)〇円以上の購入で送料無料
┗本、CD、レコード、ビデオ・DVDは無料プロモーションを設定できません
・〇円以上 / 〇個以上の購入で商品を割引
・〇個購入するごとに商品を割引
・〇個まとめて購入するごとに割引
・〇点購入で1点プレゼント
*===*===*===*===*===*===*===*===*===*
どのような売り方をしていきたいのか考えた上で
割引方法を選択しましょう。
まずセラーセントラルにログインし、
「広告」→「プロモーション」をクリックします。
初めてプロモーションを設定する方は
まずプロモーションの対象となる「商品セレクション」を作成しましょう。
「商品セレクションのタイプ」から商品の検索方法を選び、
「商品セレクションを作成する」をクリック。
①商品セレクションの名前/トラッキングID
自由に決めることができるプロモーションの名前です。
管理がしやすいような名前を設定しましょう。
②内部向けの説明
「商品セレクションの名前/トラッキングIDの内容」を具体的に説明する欄。
区別しやすくするためにより内容を詳しく記入することができます。
③ASINリスト
(「商品セレクションのタイプ」で「ASINリスト」を選択した場合)
プロモーションの対象にする商品をASINを入力することで選択します。
ASINを複数入力する場合は、改行、スペース、カンマ、またはセミコロンで
区切りましょう。
親ASINを入力してしまうと無効になってしまうため、
子ASINを設定するように気をつけてください。
まず、「購入割引」「1点購入でもう1点プレゼント」という
2つのプロモーションから1つを選択。
今回はよく利用されている「購入割引」の管理画面に沿って解説していきます。
項目に沿ってプロモーション割引の条件を設定しましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①適用条件
・購入最低額
こちらを選択して「5000」と入力すると
「5,000円以上購入すると〇円(〇%)割引」というプロモーションを設定できます。
・購入最低数量
こちらを選択して「2」と入力すると
「2点以上購入すると〇円(〇%)割引」というプロモーションを設定できます。
・購入数量ごと
こちらを選択すると
「このプロモーションを適用する商品点数」という欄が出てきます。
適用条件:「2」
このプロモーションを適用する商品点数:「1」と入力すると、
「2点以上購入するたびに、1点につき〇円(〇%)割引」という
プロモーションが設定可能です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②購入商品
・カタログ全体
出品中の商品全体を対象とします。
・商品セレクション
最初に設定した「商品セレクション」を対象とします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③プロモーション内容
・割引額
割引を金額で設定します。(〇円割引)
・割引率
割引をパーセンテージで設定します。(〇%割引)
・全商品点数について固定価格
割引対象となる商品の価格が入力した値となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
④次に適用
・購入商品
「②購入商品」で設定したすべての商品に割引が適用されます。
・適用商品
指定したASINのみが割引対象となります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑤段落
商品が増える毎に特典を増やすことができます。
・商品5点購入で5%割引
・商品10点で10%割引
など
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①開始日、終了日
プロモーション割引を適用する期間を設定します。
設定期間は現時刻から早くて4時間後からしか反映ができません。
そのため、事前にスケジュールを立てて
早めに設定しておきましょう。
また、プロモーションの中止も
設定から4~5時間ほど反映まで時間がかかります。
中止しようと思ってもすぐにはできないため、
設定をしっかり見直した上で反映するなどの注意が必要です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②出品者内部向けの説明
目的など、見返した際にプロモーションの内容が分かりやすいように
設定しましょう。
ページ内には表示されません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③プロモーショントラッキングID
こちらの入力は任意です。
初期に表示されている内容を入力することが推奨されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①プロモーションコード
・1回限り有効
全ユーザーの中で1回しか使用できません。
・グループ
選択するとプロモーションコードを生成することができ、
コードをしているユーザーのみプロモーション割引を受けることができます。
・なし
ステップ1で設定した条件を満たせば
ユーザーはプロモーション割引を利用することができます。
プロモーションを複数設定する際は組み合わせの条件を設定することができます。
・選択的
どのプロモーションを選択をするか選ぶことができます。
・制限無し
組み合わせに対して制限を設けません。
プロモーションの組み合わせによっては
多額の割引が発生する場合が考えられるため、
しっかりとシミュレーションを立てた上で、
プロモーションの設定を行いましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
②購入商品の表示テキスト
商品名を入力しておくとユーザーにより分かりやすく表示できます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③商品詳細ページの表示テキスト
ページ内に表記するテキストを設定。
「標準テキスト」を選択すると初期設定のテキストが表示されます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
④表示順位
同一商品に対してプロモーションを設定する場合は
こちらの優先順位に基づいて掲載されます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑤利用規約
プロモーション割引における利用規約を設定。
今回はAmazon内で客単価を上げる施策である
「Amazon プロモーション割引」について解説しました。
売上を最大化するための施策としてぜひ活用してくださいね。
Amazonの運用について詳しく知りたい方は
こちらのコンタクトフォームよりお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
いまや、ECモールはAmazon、Yahoo!、楽天など様々です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
そして、Facebookも今や情報を発信するためのものだけではありません。
実は、ネットショップを作成する機能もついたんです。
さらに、直近のアップデートでショッピング機能がさらに拡充され
FacebookやInstagram内にオンラインショップの開設が可能になりました。
Instagramについて詳しい内容は以下の記事をご覧ください。
これからFacebookでネットショップを構築したい方に向けて
Facebookショップの機能をご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
これまでもFacebook Marketplaceなどのeコマース機能はありましたが、
広告主のサイトへリンクさせることしか出来ませんでした。
今後はFacebookショップに統一されており
より本格的かつ簡単にオンラインショップを開設できるようになります。
その機能としてできたのが「Facebookショップ」です。
「Facebookショップ」は、
カスタマイズ可能なオンラインショップを無料で作成できます。
店舗の規模や予算に関わらず
自社の商品からコレクション(カタログサイト)を作成したり
画面の色を変更してショップの雰囲気を
ブランドイメージに合わせて表現することが可能です。
Facebookショップを設定すると
ユーザーはFacebookページや広告などからショップへアクセスし
アプリ内で表示されたコレクションを見て
興味のある商品を保存したり、注文したりできるようになりました。
また「WhatsApp」や「Messenger」アプリ、インスタグラムの
ダイレクト機能を通じて店舗への問い合わせや
配送の追跡などのサポートも行なえます。
ただ、日本ではまだ決済まではできない状態です。
決済機能はまずは米国からの導入で
日本は今まで通り外部サイトに遷移しての商品購入となります。
それではFacebookショップの設定方法を説明していきます。
まずFacebookショップを始めるにはFacebookページが必須です。
また必要な商品の登録、カタログの作成方法から
Facebookでショップを設定するには、以下のことが必要になります。
□ビジネスマネージャの管理者であること
□Facebookページとカタログを、同じビジネスマネージャで所有していること
□ビジネスマネージャで、ページに対して[ページの管理]のアクセス許可、カタログに対して[カタログの管理]のアクセス許可を持っていること
また、Facebook社の”使用にあたっての各種条件”を満たしており審査で承認される必要があります。
<設定方法>
1.コマースマネージャを開きます。
2.[開始する]をクリックして、[ショップを作成]ページに移動します。
3.[ショップの設定を開始]セクションで、[ウェブサイト]を選択します。[スタート]をクリックします。
4.[ビジネスを選択]セクションに、自分がページの管理者となっているFacebookページのリストが表示されます。ショップを追加するビジネスを選択します。[次へ]をクリックします。
5.[アカウント詳細]セクションで、アカウント名を入力し、[ビジネスアカウント]を選択します。[次へ]をクリックします。
6.[ショップを表示する場所]セクションで、ショップを作成する場所を選択します。InstagramビジネスプロフィールとFacebookページがある場合は、両方を選択できます。
7.[アイテムを表示するカタログを追加]セクションで、既存のカタログを選択するか新しいカタログを作成し、[次へ]をクリックします。
8.ショップの詳細を見直し、販売者契約を確認して同意したうえで、[ショップを作成]をクリックします。
これでショップの作成は完了です。
次に必要に応じて以下の設定を行ないます。
コレクションを作成する。
2つ以上の商品を含むコレクションを作成することができます。
ショップをカスタマイズする。
注目のコレクションを選択したり、ショップのルックアンドフィールをカスタマイズしたりします。
ショップを公開する。
Facebookによる審査が完了してコレクションが承認されると、ショップが利用者に表示されます。審査は通常24時間以内に完了します。
以下に注意してください。
上記の手順で既存のカタログを追加した場合、ショップは自動的に作成されます。
ショップを公開するには、[ショップ]タブに移動して
[編集]をクリックしてから[送信して公開]をクリックします。
さらに、ショップを編集してカスタマイズすることもできます。
詳しくはコチラをご覧ください。
Facebookショップを利用する上で注意点がいくつかあります。
それらに関しては、以下の通りです。
□商品画像にはイラストやアイコンは使用できない
□商品画像は正方形フォーマット
□不快なコンテンツ(性的表現の強いもの)は使用できない
□広告素材や宣伝素材は使用できない
□期間限定の値下げなどは使用できない
□HTMLは使用できない
□電話番号やメールアドレスは説明に含むことができない
□本や映画の結末は説明に含むことができない
□外部サイトへのリンクは掲載できない
制限はありますが、Facebookショップは具体的に次のようなことができます。
あらかじめカタログなどを作成しておく必要はありません。
随時、好きなだけ商品の追加を行うことができます。
初めて追加される商品は、Facebookのポリシーに
準拠した商品であるのか審査されます。
問題がなければ、24時間以内にインベントリーに追加されます。
※インベントリーとはこちらをご覧ください。
なお、審査には時間がかかる場合もあるので
24時間以上経って審査が終わらなくてもしばらく様子をみてみましょう。
Facebookのショップ機能では、
商品を異なるコレクション毎に分類し、カテゴリ別に整理することが可能です。
商品数が多い場合、カテゴリ分けされていないと、
ユーザーは目当ての商品を探すことができず、離脱率が高くなってしまいます。
ユーザーが商品についてページ内から直接問い合わせが可能です。
ユーザーからの商品に対する問い合わせにシームレスに対応することができるので、わからないこと、気になることがあることによる購買の機会損失を防ぐことができます。
Facebookのショップ機能の一つにインサイトがあります。
これは商品ごとに表示数、クリック数、購入数のインサイトを確認することが可能です。
ECにおいて成功と失敗を最も左右する要因のひとつが仕入れになります。
インサイトを確認することによってユーザーからの需要が高い商品の傾向を
分析できれば、ショップの運営を改善することに繋げられるでしょう。
Facebookショップについて解説させていただきました。
Facebook広告と併用することで
より多くのユーザーにリーチできるようになります。
また、Facebook広告はどんな媒体であるのかどんな掲載先や強みがあるのかを以下の記事にまとめております。
興味のある方はぜひご覧ください。
Amazonの定期おトク便はとても便利なサービスです。
毎月届けてほしいものや必要なものを
お得に届けてくれるAmazonの定期おトク便。
この記事で特徴を知って有効活用しましょう。
定期おトク便以外にもAmazonでは
より商品をお得に購入することができる
様々なプロモーションがあります。
お得に買い物をしたい方は、こちらの記事をご覧ください。
Amazon定期おトク便とは、対象商品を
定期的に割引価格で購入できるサービスのこと。
日用品など日々生活する上で欠かせない商品が
自動的に必要な時に届けられるので、とても便利です。
また、定期おトク便を使うことで
定価よりもお得な価格で購入することができます。
プライム会員であるかどうかは関係なく
対象の商品であれば誰でも申込が可能です。
他にも様々な特徴があるので、次の章で詳しく説明していきます。
Amazonで定期おトク便の申込をすると
最大10%の割引率で商品を購入することができます。
初回の注文だけでなく、毎回の注文で割引価格が適用されるため、
お得に商品を入手することが可能です。
さらに、プライム会員の方が定期おトク便で
同一お届け日に3個以上の商品を注文する場合は
15%OFFとなります。
ただし、「おむつ・おしりふき」や「ドリンク」「ベビーフード」などの
一部のカテゴリは対象にならないので気をつけてください。
Amazonでは、2000円以上の商品を購入した場合
配送料は無料になりますが、満たない場合は
350円の配送料を負担しなければなりません。
しかし、定期おトク便で注文をすると
注文が2000円より低い場合でも配送料が無料になります。
割引が適用されるだけでなく配送料も無料になり、
お得に商品を購入することができるのが特徴です。
配送サイクルは、1〜6ヶ月の間で選ぶことが可能です。
また変更したい場合は自分で簡単に設定し直すことができます。
商品を消耗するスピードは人それぞれ。
自分ならではの配送頻度に変更することができる点は
とても便利ではないでしょうか。
Amazonの定期おトク便では、
発送した分がその都度、請求されることになります。
発送の前に通知がきちんとくるので
注文を止めたい場合は事前に止めることが可能です。
クレジットカードだけでなく
代金引換での支払いもできます。
クレジットカードでは手数料がかかりませんが、
代金引換の場合、324円の手数料がかかってくるため
気をつけましょう。
クレジットカードに残高がない場合は、
自動で代金引き換えになるので注意が必要です。
利用中の定期おトク便は
いつでも停止することができます。
ただし発送手続きが始まっている場合、
キャンセルはできないため
次回発送分のキャンセルとなります。
また支払い方法や配送頻度、個数、商品も
簡単に変更が可能です。
定期おトク便を利用したことがない方でも
安心して注文することができます。
クーポンを利用することができる商品であれば
クーポンと定期おトク便を併用することが可能です。
以下の画像のように
価格の下にはクーポンマークがついています。
このマークにチェックをすると
クーポンを利用することが可能です。
このクーポンは全商品についているわけではありません。
クーポンを上手く利用して、さらにお得に商品を購入しましょう。
定期おトク便は全部の商品で利用できるわけではありません。
以下の赤枠のような表示がある商品だけ
定期おトク便を利用することができます。
定期おトク便を利用できる商品の場合は
デフォルトで以下の赤枠部分が
選択されており商品の購入ができる状態です。
そのため定期おトク便を申し込みたい方は
そのまま「申し込む」をクリックすると
注文することができます。
単品販売で購入を考えている方は
間違えて定期おトク便で注文してしまう
可能性があるので注意しましょう。
今回はAmazonの定期おトク便について説明しました。
とても便利なサービスですね。
今回説明した特徴をもとに
Amazonでお得な買い物をしてみましょう。
Amazonで商品を探している時に
「 Amazon’s choice (アマゾン チョイス)」というマークを
見たことはありますか?
これはAmazonがユーザーに商品をおすすめする仕組みの1つです。
今回はこの「Amazon’s choice」 について詳しく説明していきます!
Amazon’s choice(アマゾン チョイス)とは、
Amazonが独自で商品をおすすめする仕組みのことです。
商品には、以下の画像のようなマークがついています。
Amazonは商品点数が多いため、Amazon’s choiceのマークが
ついている商品はユーザーに目を留められやすいでしょう。
Amazon’s choiceがつく基準は商品ページに
以下のように記載されています。
「Amazon’s choiceは、評価が高く、お求めやすい価格の商品をおすすめします。」
明確な数値での基準は公表されておりませんが
ユーザーの”お求めやすい”価格で良いレビューを増やしていくことが
Amazon’s choiceマークをつける近道です。
ちなみに、Amazonデバイスの「Echo」で商品を購入するときに
音声で案内される商品はAmazon’s choiceがついている商品になっています。
AmazonがこのAmazon’s choiceのマークを
始めた理由は何点かあります。
1つは、Amazonの出品商品が多く
ユーザーが購入する商品を迷ってしまうためです。
今や、Amazonの出品数は数億にも及ぶと言われており
同じような商品の中から選んで購入するのは難しくなってきています。
それに加えて最近はカスタマーレビューへの
信頼が薄くなってきているのも事実です。
Amazonなどのレビューは純粋なレビューだけではないと言われており、
レビューを元に購入することに抵抗がある人も増えています。
こういった理由を踏まえてAmazon自身が商品をオススメをする
Amazon’s choiceが登場したのです。
検索キーワードによって
Amazon’s choiceがつく商品は変わります。
基本的に検索キーワード1つに対して
Amazon’s choiceマークは1つのみです。
しかし、マークがついていないこともあります。
スモールキーワードよりもビッグキーワードで
Amazon’s choiceのマークがついていた方が
セッション数が増える可能性が高いです。
意図的にマークをつけることはできませんが
検索キーワードによってAmazon’s choiceが
つく商品も変わるということを覚えておきましょう。
商品につくマークは、他に2種類あります。
「ベストセラー」と「スポンサー広告」です。
それぞれについて説明してきますね。
商品をみていると、Amazon’s choiceだけでなく
以下のような「ベストセラー」というマークがついている
ことがあります。
これもAmazonがユーザーに対して商品をおすすめする仕組みです。
ベストセラーは、各ジャンルのうちで
売れ筋ランキング1位の商品に一定期間つくマーク。
よく売れている商品につくため
返品率やカスタマーのレビューは考慮されず
売れた数が関係していると考えられています。
Amazon’s choiceは評価も大切になってくるため
その点が違いといえるでしょう。
また、Amazon’s choiceのように
検索キーワードにつくマークではなく、
ASINにつくマークになっているため検索キーワード1つに対して
複数のベストセラーマークがついていることもあります。
例:「コンタクトレンズ」と検索すると
ベストセラーマークがついている商品が2つ出てくる。
(サブカテゴリー:コンタクトケース・ソフトコンタクトレンズ)
Amazonで商品を探していると以下の画像のように
「スポンサープロダクト」というマークがついている商品を
見ることもあるのではないでしょうか?
これはスポンサープロダクト広告といい
Amazon内広告のことです。
Amazonが表示しているわけではなく
出品者自身がオススメしたい商品を表示させているもの。
出品者で入札額などを調整している点が
Amazon’s choiceとの違いと言えます。
スポンサー広告の仕組みや運用方法について詳しく知りたい方は
以下の記事をご参考にしてください。
Amazon’s choiceのマークがついているだけで
ユーザーの目を引くのはもちろんですが
Amazon’s choiceのマークがついていない商品が
他の商品よりも劣っているというわけではありません。
Amazon’s choiceはAIが判断しているとも言われており
基準が不明確です。
「条件を満たしているからAmazon’s choiceのマークがつく!」
というわけではありません。
Amazon’s choiceのマークは本にはつきません。
レビュー数が十分で評価が高く
配送が早い商品にもAmazon’s choiceのマークが
ついていません。
配送に時間がかかってしまうことや
電子書籍のkindleがあることが理由だと考えられています。
今回は「Amazon’s choiceって何?」という
疑問を持っている方に向けて書きました。
このAmazon’s choiceは
Amazonが商品をオススメする仕組みで
意図的につけることはできないものです。
出品者の基礎知識として
Amazon’s choiceやベストセラーなどについて
知っておくことも大事でしょう。
このブログを書いているHide&Seekは、
Amazon、楽天、yahoo!の運営代行を行っている福岡の会社です。
40社以上のAmazon運用代行を行っております。
「もっとAmazon運用のことについて聞きたい!」という方は
以下の問い合わせフォームよりお問い合わせください。
Amazonのブランド登録について詳しく知りたいとお考えの方必見です。
今回はメリットや登録手順を分かりやすく解説していきます。
知っておくと得する情報ばかりです。
ぜひ最後までご覧ください!
「Amazon ブランド登録」とは、
「Amazonにおけるブランドの保護をサポート」するものです。
「ブランド登録」をすることで
上記のようなサポートをAmazonから受けることが可能になります。
具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
「ブランド登録」には主に5つのメリットがあります。
Amazonでの販売においては、
転売や相乗り出品に頭を悩ませている出品者の方が
多いのではないでしょうか。
自社の売上向上やブランディングのためにも、
転売や相乗り出品は防ぎたいものですよね。
対策の1つに「知的財産権侵害の申し立て」があります。
「ブランド登録」を行うことで、
Amazonに「商標権についての申し立て」を行うことが可能になり
転売や相乗り出品への対策をより強めることが可能です。
▼知的申請ページ
https://www.amazon.co.jp/report/infringement
知的財産権侵害の申し立ては、権利の保有者が不明確である場合、
申請が通らないことも。
そのため「ブランド登録」を行い、所有権を強化することが必要です。
Amazonの商品ページは基本的に相乗り出品者も編集が可能です。
そのため、相乗り出品者により意図していないページ内容に編集されることも。
実際に「記載されていた内容と違う」といった
購入者からのクレームにつながっている事例も見られます。
これを防ぐことができるのが「ブランド登録」。
ブランド登録を行うことで、
相乗り出品者が簡単にページを編集することができなくなり、
適切な情報を購入者に提供することが可能になります。
Amazonのページで赤枠のような広告を見たことがありますか?
こちらは「スポンサーブランド広告」と呼ばれるものです。
KWを検索した際に画像付きで1番上に表示される「スポンサーブランド広告」は、
商品の露出を高めていく上で重要な施策です。
スポンサーブランド広告に出稿するためには「ブランド登録」を行う必要があります。
Amazonにおける広告には他にも種類があります。
そのうちの1つである「スポンサープロダクト広告」について
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
「ストアページ」とは自社の商品をカスタムページで紹介できるものです。
カスタムページでは画像や動画、テキストを使用することが可能。
先ほど説明した「スポンサーブランド広告」の遷移先は
こちらのストアページです。
Amazonは商品ページの仕様が定められているため、
ページ内で記載できる情報が限られていますよね。
「ストアページ」は商品の魅力をより購入者に伝えることができるもの。
「ストアページ」でブランディングの構築を行うことで、
リピート率やユニットセッション率向上につなげることができます。
「ブランド分析」とはセラーセントラル内のレポートで確認できる機能です。
Amazon内で検索されているキーワードや
そのキーワードでどのような商品が購入されているのか調べることができます。
とても便利な機能ですね。
各キーワードで上位1~3位に表示されている
ASIN、商品名、クリック率、コンバージョン率を確認することができます。
Amazonの売上向上においてキーワード対策はとても重要。
ブランド登録を行って「ブランド分析」を活用しましょう。
キーワード対策はAmazon内のSEOに大きく影響します。
▼Amazon内のSEOについてこちらの記事で詳しく説明しています。
ぜひご覧ください。
ブランド登録を行うことで、
ブランドの保護や正確な情報の提供などが可能であることが
お分かりいただけましたか?
続いてブランド登録の条件や登録方法について説明します。
Amazonでブランド登録を行うために必要な条件はたった1つ。
「商標権(※)を取得していること」です。
商標権の取得には約半年~1年ほどかかるので
できるだけ早めに準備しておくことをおすすめします。
(※)商標権とは?
商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他権。
(引用:日本弁理士会)
ブランド登録は下記のURLから申請が可能です。
手順を確認しながら一緒に登録を進めていきましょう。
▼Amazon ブランド登録ページ
https://brandservices.amazon.co.jp/eligibility#
①マーケットプレイスを選択
②下記の項目を埋めて「アカウントの作成」をクリック
③ブランドについての情報を入力
④商標の種類、名前、番号を入力
⑤ブランドの特徴、詳細について入力
上記の項目をすべて入力した状態で「送信」をクリックすれば完了です。
あとはAmazonからの連絡を待ちましょう。
Amazonのブランド登録を行うことで、
———————————————————
①相乗り出品に対しての知的申請
②カタログ編集権限の獲得
③スポンサープブランド広告の運用
④ストアページの構築
⑤ブランド分析
———————————————————
上記の5つのことができるようになります。
これを機にぜひブランド登録を行ってみてはいかがでしょうか。
このブログを書いているHide&Seekは、
Amazon、楽天、yahoo!の運用代行を行っています。
「ECモールに出店したいが、リソースを割く余裕がない」
「ECモールでの売上を伸ばしたい!」
そんなお悩みをお持ちの方は、
ぜひ下のコンタクトフォームよりお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました!