BLOG > 広告運用>【Amazonセラー様必見】プレミアムA+コンテンツを使いこなして売上を爆発的に伸ばす方法
Amazonでの販売を成功させるためには商品ページの充実が欠かせません。
その中でも、プレミアムA+コンテンツの利用は商品の魅力を最大限に引き出すことができる強力なツールです。
今回はプレミアムA+コンテンツについて解説します。
AmazonのプレミアムA+コンテンツとは
プレミアムA+コンテンツとは何か
プレミアムA+コンテンツは、Amazonが提供する商品ページの高品質化サービスです。
セラーがプレミアムA+コンテンツを利用することで、商品ページに多彩なテンプレートや豊富なメディアを使用することができます。そのため、通常の商品ページより商品の魅力を一層伝えることが可能です。
プレミアムA+コンテンツを利用できるセラーの条件
Amazonが提示している条件はこちらです。
1.カタログ内で所有しているすすべてのASINに対して、
すでに商品紹介(Aプラス)コンテンツのブランドストーリーを公開している。
商品紹介(Aプラス)コンテンツの管理にアクセスして、プロジェクトを作成して公開したかどうかを検索することで、これを確認できます。
または、商品詳細ページの「ブランド名」フィールドの下に、そのASINに関する商品紹介(Aプラス)コンテンツのブランドストーリーが表示されます。
2.過去12か月間に、商品紹介(Aプラス)コンテンツに申請し承認されたプロジェクトが
5件以上ある。
商品紹介(Aプラス)コンテンツの管理にアクセスし、送信したプロジェクトのステータスと最終更新日をチェックすることで、これを確認できます。
これは、Amazonのガイドラインを確実に遵守するために必要です。
端的にお伝えすると以下になります。
②12か月間で5件以上商品紹介(A+)コンテンツが承認済みである
これらの条件を満たした場合、プレミアムA+コンテンツへのアクセス権限が毎週金曜日に自動で付与されます。条件を満たしてアクセス権を得るためにAmazonに連絡する必要はありません。
ただし、アクセス権が付与されない場合もあり得るのでその場合はテクニカルサポートにご連絡ください。
また、これらの条件を満たす前提としてブランドオーナー(Amazonブランド登録者)である必要があります。
ブランドオーナーになるためにはブランド登録をする必要がありますので、ブランド登録を行っていない出品者様は、ブランド登録から進めましょう。
※ブランド登録方法はこちら→https://www.hideandseek.co.jp/archives/3857
プレミアムA+コンテンツ利用時にかかる費用
プレミアムA+コンテンツを利用する際にかかる費用は現段階では無料となっております。
ただし、Amazonが突然プレミアムA+コンテンツを有料化することが考えられます。
無料期間中に作成したプレミアムA+コンテンツに料金がかかることはありませんので、今のうちにたくさんプレミアムA+コンテンツを作成しておくことをおすすめします。
プレミアムA+コンテンツの特徴
多彩なテンプレート
プレミアムA+コンテンツは、様々なデザインのテンプレートを利用することができます。
これらのテンプレートは、商品の特性に合わせて選択することができ、カスタマイズすることも可能です。
テンプレートには、商品の特長を強調するレイアウトや、商品の使用方法をわかりやすく説明するためのグラフィックスなど、多数のデザインが用意されています。
プレミアムA+コンテンツでは、画像やテキスト、表などを組み合わせたコンテンツを作成することができます。
これにより、商品の特徴を分かりやすく、魅力的に伝えることができます。
品質の高いコンテンツ
プレミアムA+コンテンツは、商品の説明文や画像などのコンテンツの品質にもこだわっています。
商品ページに掲載する画像についてはAmazonの規定に従い、高解像度でクリアな画像を掲載することが求められます。
また、商品の特長や使用方法などをわかりやすく、正確に伝えるために文章の校正や翻訳にも配慮されています。
商品の魅力を伝える豊富なメディア
プレミアムA+コンテンツでは、商品の魅力を伝えるために動画や3D画像などの豊富なメディアを利用することができます。
特に、商品の機能や使用方法を分かりやすく説明するために動画は非常に有効です。商品の外観を360度表示することができる3D画像も、実際の商品を手に取ったかのようなリアルな体験を提供することができます。
商品紹介(A+)コンテンツとの比較
プレミアムA+コンテンツはより詳細な情報や高品質な画像を掲載することができます。
また、通常の商品ページにはない商品の魅力をよりアピールする機能があるため、購買意欲を高めることが可能です。
プレミアムA+コンテンツとの違いは以下になります。
商品紹介(AA+) コンテンツのタイプ | テキストと画像 | 画像サイズ | 比較表 | 商品詳細ページで 利用可能なモジュール | モジュールの選択肢 | ビデオとホットスポット | ナビゲーションカルーセル |
ベーシックA+ コンテンツ | ◦ | 970 x 300 | ◦ | 5 | 14 | ||
プレミアムA+ コンテンツ | ◦ | 1464 x 600 | ◦ | 7 | 19 | ◦ | ◦ |
違いはたくさんありますので、可能な出品者様はご自身のセラーで確認してみてください!
A+コンテンツのとの違いを具体的にいくつかご紹介します。
・動画を載せられます
💡 動画を挿入できるようになりました
※画像で使用することも可能です
・比較表が大きく見やすくなりました
💡 1種類→4種類に増えました
💡 チェックボックス✅が表示できるようになりました
💡 1つの商品を固定表示できるようになりました
・画像表示のバリエーションが増えました
💡 画像の表示方法が増えました
💡 文字背景の色、文章の位置(右寄り、左寄りなど)が選べるようになりました
・画像の中に特徴を書き込めます
💡 任意の場所に〇を追加し、捕捉説明ができます
💡 PC=大きい1枚の画像、モバイル=カルーセル のため、デバイスごとに違う見せ方もできます
PC表示。〇にマウスを持っていくと表示
モバイル表示。PCで表示される画面の中の〇の中身です
モバイル表示。2つ上の画像上の①②の中身
・Q&Aが作成できます
💡 トグル付きのQ&Aが作成可能です
このようにプレミアムA+コンテンツの登場により、A+コンテンツ以上に質の高い商品ページ作りが可能となりました。
プレミアムA+コンテンツを利用するメリット
購買意欲が高まる
プレミアムA+コンテンツでは商品の魅力や特徴を詳細に伝えることができるため、購買意欲が高まると言えます。
通常の商品ページに比べ豊富なメディアを使用することができるため、商品の詳細な情報が提供されます。また、商品の良さが伝えられるためCVR向上が期待できます。
実際、弊社でA+コンテンツとプレミアムA+コンテンツの訴求内容を変えずにテストを行ったところ、
CVRがなんと+ 1%増加しました。
プレミアムA+コンテンツに変更するだけでCVRが変わるくらい、プレミアムA+コンテンツがユーザーにとってより魅力的に映る仕様にグレードアップしたことがわかります。
商品の差別化がしやすくなる
プレミアムA+コンテンツでは、多彩なテンプレートを使用することができるため簡単に美しい商品ページを作成することができます。
また、豊富なメディアを使用することで、商品の魅力や特徴をより詳細に伝えることが可能です。これにより、競合他社との差別化が図れると言えます。
販売実績が伸びる
プレミアムA+コンテンツを利用することで商品ページが充実し、顧客の購買意欲が高まるため、販売実績が伸びると言えます。また、商品ページが充実することで顧客からの評価が高くなるため、より多くの顧客に商品を知ってもらえる可能性が高まります。
上述したテスト結果に加え、Amazon公式でも以下のことを言っております。
売り上げが20%向上する可能性があります。
もはやプレミアムA+コンテンツを使わない手はないですね。
ブランド価値向上につながる
プレミアムA+コンテンツは、ブランド価値を向上させることにもつながります。
高品質なコンテンツを提供することで、セラーのブランドイメージを向上させ、顧客に安心感を与えることができます。
また、プレミアムA+コンテンツを利用することで他社との差別化がしやすくなり、商品の印象を強めることが可能です。
これにより、セラーの独自性がアピールされ、ブランド価値が向上する可能性があります。
プレミアムA+コンテンツのPDCAにおけるポイント
プレミアムA+コンテンツやA+コンテンツにかかわらず、コンテンツを作成するだけになってしまっている出品者様は多いのではないでしょうか?
コンテンツはCVR向上においてかなり重要な部分となりますので、PDCAを回してより良くすべきです。
ここでは、プレミアムA+コンテンツのPDCAのポイントをいくつかご紹介します。
A+コンテンツ作成時にも役立てられる内容になっておりますので見てみてください。
データに基づいたPDCAを行う
プレミアムA+コンテンツでは、カスタマーレビューや競合などのデータを収集し、PDCAを行うことが重要です。例えば、シャンプーを販売しており、カスタマーレビューに「ポンプが押しづらい」とあった場合、Q&Aモジュールを使用しポンプが押しづらい理由や解決策を提示することでカスタマーの不安材料を減らし、結果としてCVR向上を図ります。
また、データの参照元はAmazon内だけでなく、自社ECサイトや楽天に寄せられるお声や、自社で獲得できている訴求をAmazon内の商品ページに落とし込んでCVR向上を図ることもおすすめです。
カスタマーの視点に立ったコンテンツ作りを心がける
プレミアムA+コンテンツでは、商品の魅力をアピールするコンテンツを作成することが重要ですが、カスタマーの視点に立ったコンテンツ作りを心がける必要があります。
例えば、商品の使用方法を画像ではなく動画として掲載することで、カスタマー視点でより分かりやすく伝えることが可能です。
結果としてカスタマーに商品の使用イメージを沸かせたり、正しい使用方法で使用することにより商品の効果をより実感していただくことに繋がります。
ABテスト機能を用いる
CVR向上要因は様々なので、コンテンツのPDCAは行えないと思う方も中にはいらっしゃると思います。外部の要因がかなりCVRにも影響することが多い場合は特に、AmazonのA/Bテスト機能をフル活用しましょう。
A/Bテストは、2つのバージョン(AとB)のコンテンツをランダムにユーザーに提示し、どちらがより効果的かを比較する実験的手法です。この手法を「ランダム化比較試験」と呼ぶこともあります。この分析手法はデータの信頼性が高いため、テストの判断はA/Bテスト機能を使用してなるべく行いましょう。
<A/Bテストの作成方法>
seller central>在庫タブ>商品紹介コンテンツの管理>A/Bテストについての詳細をクリック>A/Bテストについての画面より「A/Bテストを作成」
まとめ
今回はAmazonのプレミアムA+コンテンツについて解説しました。
プレミアムA+コンテンツは、A+コンテンツがバージョンアップしたことで、より商品ページ内で魅力的な商品情報を提供することができ、売上増加やブランド価値向上など様々な効果をもたらします。まだ十分に活用できていないセラー様は今すぐに活用しましょう。
今回の記事がプレミアムA+コンテンツの理解と活用に役立つことを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を書いた人
Yosuke
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