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『 【完全版】リターゲティングって?仕組みと運用方法を解説します 』

2020年05月28日更新

Shiori Hashizume WEBマーケター

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皆さんが広告を運用している中で
リターゲティング” “リタゲ”という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。
きっと、リスティング広告と共に活用している人も多いはずです。

しかし本当にリターゲティングのことを理解している自信はありますか?

今回は、意外と知られていないリターゲティングについて
詳しく説明して行こうと思います。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

リターゲティングとは

あるページを訪れたことをきっかけに
同じ広告を何度も、目にするようになるという現象
一度は経験があるのではないでしょうか。

それが“リターゲティング広告”です。

リタゲ”と訳して使われることが多いようですね。

リターゲティングを使うことで、一度サイトを訪れたけれど
CVまでは至らなかったユーザーに対して
追跡し、広告を表示することでもう一度働きかけることができるんです。

実は、リタゲとほぼ同じ意味を持つものがもう一つあります。
リマーケティング”です。

2つの違いはリターゲティングが「yahoo!」で運用される広告。
それに対して、リマーケティングは「Google」で運用される広告のことを指します。

それぞれ同じ意味合いで使われているので
ここでは”リターゲティング”で統一していきましょう。

リターゲティングの仕組み

そもそも、どうやって一度サイトを訪問した人を判断して追跡するのでしょうか?
…その答えは「Cookie(クッキー)」という仕組みです。

サイトを訪れた日時・訪問回数など、様々な内容が記録されています。
このCookie(クッキー)に情報を保存していることで、私たちはwebサイトを快適に見ることができるのです。

例えば、ショッピングサイトで買い物をしている時を思い出してください。
商品をカートに入れたままログアウトしたとします。
しばらくしてから、もう一度ショッピングサイトにアクセスしたら、カートの中の品物が消えずにそのまま残っていますよね。

また、IDとパスワードを使ってログインする際に自動で入力されていることはありませんか?
おかげでIDとパスワードを覚えなくても、素早くログインすることができます。

実はこれも、Cookieに保存された情報のおかげなのです。

Cookie(クッキー)についてはご理解いただけましたでしょうか?

Cookie(クッキー)は、購入履歴やユーザーの関心・話題などを
webサイト側が知ることができるので、企業のマーケティング解析にも使われています。

そして、リターゲティングもこのCookie(クッキー)を利用してユーザーを追跡するのです。

リターゲティングを行うにはタグが必要になります。
よく「リタゲタグ」と言われているものです。

まず、このリタゲタグを特定のページ(広告主のサイトなど)に埋め込みます。

ユーザーがそのページを訪れると…
そのタグが保存されたCookie(クッキー)がユーザーへ付与されるのです。

そのCookie(クッキー)を目印としてユーザーを追跡し
ユーザーが見ている別のサイトの広告枠に表示させることができるんですね。

次に”リターゲティングリスト”を作成する必要があります。

リターゲティングリストとは
リターゲティングのターゲットとなるサイトに訪れたユーザーリストのこと」です。

以下の2つを設定して作成します。

_________________________________________________

どんなユーザーに対してリターゲティングするのか?

サイトを訪れたユーザー全体
CVに達した/達しなかったユーザー
特定のデバイスを利用しているユーザー
特定の性別・年齢のユーザー
特定期間にサイトを訪問したユーザー

■どのくらいの期間ユーザー情報をリストに保存しておくのか?

__________________________________________________

そして、リターゲティングリストをターゲット設定に追加することで
リストのユーザーに広告が表示されるようになるのです。

リストが完成するまでには、設定してから
少なくとも1か月程度はリストの量が溜まるのを待つのが一般的になります。

また、待ってみてリストの量があまりにも少ない場合には
リターゲティング広告の配信自体が難しくなる可能性があるため

予め一定以上の訪問が予想されるページにリタゲタグを設定しておくようにしましょう。

実際に運用する際には、用途に合わせて
幾つかのリストを使い分けることが重要になります。

例えば、一度買ったら当分買わないような高額な商品であれば
商品を購入したユーザーに広告を表示するよりも
購入せずにサイトから離脱してしまったユーザーに広告を表示する方が効果がありそうですよね。

商品の特徴やユーザーの特性に合わせて、様々なリターゲティングリストを併用しましょう。

このように、リターゲティングは
リターゲティングタグ”と”リターゲティングリスト”によって広告を表示します。

一般的にリスティング広告と比較すると費用対効果が高いと言われているんです。
もし活用していないのであれば、是非取り入れましょう。

リターゲティングを利用する理由

リターゲティングが利用される理由は大きく2つです。

サイト訪問者は9割が離脱しているから

今、web上には情報が溢れています。
何度かクリックするだけで他の情報に飛ぶことができますよね。
そのため、サイトを訪れたユーザーが即決で自分に必要があると判断することはほとんどありません。

実際に通販で物を買う時、商品のサイトで一度見たあと
今じゃないな、また今度にしよう」と思ったり
他の商品はどうなのかな?と、他のサイトに飛ぶことはありませんか?

この離脱してしまったユーザーを逃がさないように
離脱後も追跡できるものがリターゲティング広告なのです。

リピーターはCV率が高い

※CV(コンバージョン:Conversionの略でwebサイトにおける最終的な成果のこと。
例えば、購入や資料請求、会員登録などのことを指します。)

初めてサイトに訪れた人の集団と、前に一度サイトを訪れている人の集団では
後者の方が一度興味を持ってくれたユーザーなので
商品やサービスの成約であるCVにつながりやすそうですよね。

また新規顧客の場合は、登録作業や購入方法の選択が必要な場合があります。
しかし、リピーターであればその作業をスキップできるため、CVの障壁も少ないです。

つまり「CVにつながる見込みが高いユーザーに広告を表示できる」ということが
リターゲティング広告の最大のメリットというわけなんですね。

リターゲティング広告の注意点

これはむしろ使わない手はないのでは?
どんどんリターゲティングを活用していけばCV数をUP出来るんじゃないか!

そんな風に考えてしまうと危険です。

あなたは同じ広告が繰り返し表示されることに対して
めんどくさいな…」「しつこいな…」と思ったことはありませんか?

確かに、リターゲティングのCVRは比較的高いと言われています。
(リスティング広告の一般kwでのCVRの合格ラインは「1%」)

CVRについて詳しく知りたい方は「コンバージョン率(CVR)の計算方法・平均値・改善案まで徹底解説!」をご覧ください

リターゲティングで、コンバージョン率が5%あった場合…
100人中5人は商品を買ったり、会員登録をしたとしますよね。

しかし、同時に100人中95人は広告をどう感じたのかを考える必要があります。

95人の中で広告をみたけどクリックしなかった人のうち
うざいな…」と感じたのはどのくらいいるのか?

あるユーザーにとっては必要な情報であったとしても
他のユーザーにとっては邪魔な情報になり得るのです。

目の前の成果ばかりに気を取られて、しつこく配信してしまうと
ブランディング面において、多大なる損失をしてしまうことに…

そうならないために2つの対策を行ないましょう。

ユーザーを絞って配信する

サイトを訪問したユーザー全てを追いかければいいわけではありません。
リターゲティングは「ある特定のユーザー」に対して配信を行うことができます。

例えば…

TOPページではなく、ある特定のページを訪問したユーザーへ配信する
・「詳細はこちら」「購入する」ボタンをクリックしたユーザーへ配信する

などユーザーを絞って、関係ない人には配信しないようにすることで
リターゲティングをより効果的に活用しましょう。

フリークエンシーキャップを設定する

フリークエンシーとは
一人のユーザーに何度広告を提供したのかを知ることができる数値」です。

つまり、フリークエンシーキャップとは広告の表示頻度の調整のこと。

一人のユーザーに対して広告の表示回数の上限設定ができます。
1日に何回まで」「1週間に何回まで」「月に何回まで」と設定できるので
それぞれ適切な配信回数を見つけて必ず設定するようにしましょう。

フリークエンシーキャップの設定の仕方は
Google広告の場合、以下のように行なっていきます。

1.広告申込情報または広告掲載オーダーを開き、上部の[詳細]タブをクリック

2.次に[設定で編集]をクリック

3.フリークエンシーキャップので制限を設定を選択して、条件と期間を設定を行ないます。

これで同じユーザーに何度もしつこく広告を表示させ続けることを防ぐことができるんですね。
リターゲティングは、上手に使うことでリスティング広告だけで配信するよりも
効果を最大化させることが可能になります。

特徴をしっかり押さえて活用することがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。

リターゲティングは、ただ追跡アプローチするだけというわけではなく
実はとても奥深いものであることは間違いありません。

リターゲティングなどのネット広告におけるターゲティング手法は、日々新しく更新されています。
今もっているノウハウも1年後には変わっているかもしれません…。

しっかり流れをつかんで、特徴を把握した上で広告運用に活かしていきましょう。

弊社でも数多くのクライアント様からご依頼を受け、運用しております。
もし売上で伸び悩んでいたり、運用方法が分からなかったり、勉強する時間が無いという方は是非一度お問い合わせください。