BLOG > ECモール>【2025年最新】楽天モール運用で売上を伸ばすには?まずはじめるべき基本施策をご紹介
みなさんこんにちは。
楽天市場のモール運用すべてをお任せいただく運用代行サービスを提供しています、
株式会社Hide&SeekのECコンサルタントです。
楽天市場に出店したけど、
「まず何から手を付けていいのかわからない」
「売上を伸ばすにはどうしたらいいの?」
といったいろんなお声をいただきます。
これまでの楽天市場での運用の積み重ねから、意外と知られていない「売上を伸ばすのための基本施策」をお伝えいたします。
運用し始めたら、まずは3ヶ月以内での実施を目標としましょう!
勝負のカギを握る「3ヶ月」
楽天市場の国内ECモールでのシェアは、引き続き日本でのEC市場でトップシェアを誇っています。
2021年から6000億伸ばし、2024年には国内流通総額は6兆円を突破しています。
競合店舗がひしめく中で成果を出すためには、 スピード感ある実施 と 基礎施策の徹底 が鍵を握ります。
楽天市場で売上を伸ば方法はシンプルです。
①モール内で露出し、アクセスを増やす
②転換率を上げて、売上件数を増やす
③1回あたりの購入数を上げ、客単価を上げる
④リピーターを増やし、継続して購入してもらう
以上、4つの基礎を固めていきます。
ポイントは、これからお伝えする施策を、是非3ヶ月で実施してみてください。
弊社でも、まず運用を始めて3ヶ月は、猛スピードで基礎を固めていきます。
これまでの経験から、売上に伸び悩んでいる場合「基本施策×スピード」このどちらかが足りないことが多いようです。
どちらも伴って相乗効果を生みます。
売上に影響しやすいことは、「すぐにやる!」が Hide&Seekのやり方です!
基本施策の一部をご紹介
弊社では、運用方法を3段階のフェーズに分けています。
そのうちの一つが、第一フェーズ「基本施策」です。
運用開始から3ヶ月以内に実施する基本的な施策のこと、と定義づけています。
今回は、特別にその一部をご紹介します。
基本施策「アクセスを増やす」
ご存知の通り、どんなにいい商品でも、ユーザーの目に止まらなければ商品を購入してもらえません。
楽天市場では、毎月お買い物マラソンといった集客イベントを開催し、ユーザーが流入するきっかけをつくってくれています。
その機会を活かし、売上伸ばすためにも、最初のステップとして、アクセス対策していきしょう。
是非実施できているか、チェックしてみてください。
アクセス対策①:検索対策
まずは、商品名・キャッチコピー・商品説明文を見直していきましょう。
ポイントは、ビッグキーワード<転換率が良さそうなキーワード(悩みや商品詳細)を入れ込むこと。
ビッグキーワードは、検索ボリュームも多ければ、その分競合も多くなります。
しかし自然検索での上位表示を狙うには、これまでの実績やレビューなど、商品ページ自体への実績の積み重ねも必要です。
なので競合に競り負けてしまい、検索面に表示されない、なんてことになってしまいます。
よって、「シャンプー」というビッグキーワードより「スカルプシャンプー」、
さらに具体化すると「スカルプシャンプー 発毛」といったように、買ってほしいユーザーのニーズを具体的に盛り込むことが重要です。
ボリュームをあえて絞り、買ってほしいユーザーに響くキーワードを盛り込むことにより、転換率も上がりやすくなります。
その他キーワードとして、サジェストに出てくるキーワードや、ホットワード(トレンド)も入れると良いでしょう。
アクセス対策②:クリックを増やす
検索でヒットするようになっても、「この商品気になるな…」と商品ページを押してもらわないと、アクセスは増えません。
クリックに大きく影響している要素は2つ。「サムネイル」と「商品名」です。
検索した1ページ目には、45商品が表示されますが、ユーザーが何を一番に見て判断しているかというと、主にサムネイルです。
みなさん検索していて、同じ商品が5店舗並んでいた、なんて経験はないでしょうか。
そんな中、どんなサムネイルならクリックしてしまいますか?
実はサムネイルの第一印象が、クリック率に大きく影響しているんです。
クリックされやすいサムネイルとは、一目で商品の基本情報がわかることはもちろん、
競合商品との差別化ポイント、またはセール等のお得な情報がわかるものがポイントになってきます。
他にも「楽天ランキング獲得」「差別化成分」のような付加価値も重要となってきます。
検索結果とニーズが合い、今!買いたくなる訴求の入ったサムネイルにすると、クリック率は高くなります。
基本施策「転換率を上げる」
転換率とは、店舗に来たユーザーに商品を購入してもらった率。
ページを見たユーザーに、「今買おう!」と思ってもらうための、転換率施策。
今までに、お店のマネキンの服をみていいなと店に入り、気づけば予定外の買いものをしていた…なんてことありませんか。
これをECモールに置き換えると、サムネイルがマネキン、商品LPやカルーセル画像、その他の関連する商品が、店舗内に並べてある服になります。
はじめにクリックされた商品だけではなく、多くの商品を見てもらうことが重要です。
閲覧した商品数が増えるほど、転換率が上がることがわかっています。
転換率対策①:商品カルーセルを設定する
商品をクリックすると、サムネイルから横にスライドできる商品カルーセルがでてきます。
最大20枚+動画を挿入することができます。
成分などの差別化ポイントから使用方法など、
画像をスクロールすることにより、どんな商品かがわかるようにするのがポイントです。
できるだけ多くのユーザーが求めている情報を、画像や動画で伝えるようにしましょう。
転換率対策②:クーポンを発行する
ページを見たユーザーは買いたい意欲が高いため、「今、購入する!」を後押しできる工夫が必要です。
期間限定のクーポンを発行することにより、「クーポンが今日までだから今のうちに買わなきゃ!」と購入のあと押しに繋がります。
また、競合商品と比較する場合にも、クーポンがある方がお得ということで、優位に立ちやすくなります。
基本施策「客単価を上げる」
楽天市場は競合店舗が多いため、1度買っていただいて2度目がある保証はありません。
よって、1回の買いもので多く購入してもらう方が、売上アップに繋がります。
自然とユーザーが買ってしまう、客単価を上げる施策をご紹介します。
客単価対策①:セット組みで販売する
親和性の高い商品同士を、セット組で販売することです。
シャンプーであれば、「シャンプー+トリートメント」といった関連度が高い商品をセットにし、単品で購入するよりも、セット組がお得な価格にしておくと、自然とセットを購入へ誘導しやすくなります。
もちろん、「AとBの併せ買いで10%OFFクーポン」といったクーポン施策で併せ買いを促すこともできますので、
商品特性やユーザー属性によって使い分けると良いでしょう。
またセット組する商品がない場合は、
2個セット・3個セット…のようにまとめ買いに促すという手もあります。
客単価対策②:セット組みに誘導する
ここで忘れてはいけないのが、誘導すること。
セット商品ページをつくったはいいものの、そこに促す案内がなければ購入されることもありません。
商品ページ内に、誘導するバナーを挿入しましょう。
見にいきたくなるような、お得感のある訴求「セット価格で20%OFF」等を明記することが、
バナーをクリックしてもらうポイントとなります。
基本施策「リピーターを増やす」
これまでアクセス〜客単価施策までをご紹介しましたが、ここで安心してはいけません。
日々競合他社は、売上を伸ばそうとしていますので、初回購入から、2回目、3回目…とリピートしてもらう工夫が必要です。
リピート対策①:同梱物をいれる
商品が届き、箱を開けた際に次回購入する際にお得になるクーポンが同梱されていると、一度店舗を見にいこうとしませんか?
商品の使用方法などが入っていると、ユーザーがもっとその商品を好きになる、ブランド感が伝わると、店舗のファンになることも。
1度の購入で終わるのではなく、ユーザーがまた店舗をみにきてくれる、買ってくれるきっかけ作りを同梱物で行いましょう。
リピート対策②:メルマガ・ラインを送る
同梱物できっかけづくりと伝えましたが、メルマガやLINEも同様です。
楽天市場ではバナーを挿入したメルマガが作成しやすいので、文字だけではなくサムネイルと同じように、
画像でユーザーに訴求することができます。
LINEも同じように、楽天公式アカウントへ申請すると、使用可能です。
リピーターに向けたアクセス対策にも繋がりますので、是非実施してほしい施策となっています。
まとめ
楽天と向き合う「はじめの一歩」
楽天の管理画面RMSを開くと、様々な機能があります。
「何が何だか分からない!」と、私ははじめ投げ出したくなりました(笑)
ただし、ちゃんと機能を理解しようと向き合ってみると、意外と実際使う機能は全体の約3〜4割。
RMSの管理画面で何ができるのか、どんな数字が見れるのか触れてみてくださいね。
■施策×スピード
ここまで基本施策の一部をお伝えしてきましたが、意外とシンプルで簡単なことが多いです。
施策は、それぞれが整った上で相乗効果を発揮します。
今回ご紹介した施策を実行できているか、いますぐチェックして、勝負の3ヶ月と思って楽しんでみてくださいね。
実施したことが、結果として返ってきていることを、実感できると思います!
この記事を書いた人
Masanori
Webコンサルティング事業部所属。さまざまな媒体の運用を担当しています。モットーは「何事も経験」。ワクワクすることに飛びつく毎日です。
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