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【必見】FBAとは?メリットや手数料まで分かりやすく徹底解説します!

カテゴリー: ECモール

Minori

           最終更新日: 2024.03.06

カテゴリー: ECモール

「FBA発送を使ってみたいけど仕組みがよくわからない….」とお悩みの方必見です。

今回はメリットから初めてFBAを始める方にとって嬉しい特典まで、
知っておくと得する情報を1つ1つ丁寧に説明していきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

Amazonの発送方法

Amazonから購入する時、発送元について考えたことはありますか?

実は発送元は出品者の業務だけでなく、
ユーザーへの購入にも影響を与えるもの。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、Amazon出品の発送方法には主に以下の2種類があります。

  • ・FBA発送
  • ・自己発送


それぞれにメリットやデメリットがあるので、
出品している
商品の種類価格に合わせて適切な発送方法を選ぶことが大切です。

今回の記事では「FBA発送」について詳しく見ていきます。
「自己発送」についての記事も更新予定です。

ぜひ楽しみにお待ちください!

FBAとは?

そもそも「FBA」とはどういう仕組みなのでしょうか?
「Amazonに発送を依頼する」というイメージを持たれている方も多いのでは?

この認識も間違いではないのですが、
発送以外の業務もAmazonに委託することができます。
詳しく見ていきましょう!

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FBA」:「フルフィルメント by Amazon
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「フルフィルメント」は、
通信販売における一連のプロセス全体のことです。

<販売・商品の保管・注文処理・出荷・配送・返品対応・カスタマー対応>といった、
お客様にお届けするまでの通信販売の流れをイメージしてみてください。

「FBA」は、
この
業務全般をAmazonに委託する仕組み
とても便利なサービスですね。

FBAを利用している販売事業者を対象とした調査結果では、
75.5%の販売事業者が
「FBAを利用開始後、利用前と比較して売上が向上した」と回答。

実際に弊社が運用代行を行っているクライアントさんも、
ほとんどがFBA発送を利用しています。

「3.FBA発送の6つのメリット」でも説明しますが、
FBA発送はメリットがたくさんあり、
売上アップのための施策の1つです。

FBAの利用方法は?

FBAを使用する際の流れは以下の通りです。

FBAに登録

以下のページよりFBAの登録を行います。
▼登録ページ
https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon.html

Amazonの倉庫に商品を発送

規定に沿って商品をAmazonの倉庫に発送します。

FBA発送の6つのメリット

FBAがどういうものか理解できましたか?
次にFBA発送の6つのメリットを説明します。

=========================
①Amazonプライム対象商品になる
②Amazonブランドで出品できる
③業務負担が軽減する
④検索結果の表示が上位になる
⑤ショッピングカートボックスの獲得率アップ
⑥様々な決済方法に対応し、
ユーザーに買いやすさをアピールできる
=========================

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

Amazonプライム対象商品になる

FBAをすると、

お急ぎ便・当日お急ぎ便など、Amazonプライム会員のお客様が無料で利用できる配送特典の対象となります。

価格やレビュー数が同じくらいで、配送スピードが早い商品と遅い商品とではどちらを購入したいと思いますか…?

もちろん配送が早い商品ですよね。

このように、配送のスピードは購入における判断軸の1つです。
FBA発送で対策をすることで、お客様の満足度にもつながります。

また、FBAは24時間365日稼働しているため、緊急の対応もいつでも可能です。

Amazonブランドで出品できる

プライム会員の多くは、発送元がAmazonであることのチェックを行います。

最終的に「Amazonが発送を行っているかどうか」を購入の判断軸とするのです。

Amazonから発送されるという表記があるだけで、
プライム会員だけでなく、お客様全体の
信頼安心感につながります。

業務負担が軽減する

配送の業務にばかり時間を割いてしまうと、
商品力構築に使う時間が少なくなりますよね。

FBAに登録して出荷から配送、カスタマー対応までAmazonに委託することで、
商品企画・マーケティングなどのその他の業務に力を注ぐことがで可能です。

検索結果の表示が上位になる

FBA商品は優先的に検索結果で上位表示されます。

図は「酵素 サプリ」と検索した際の上位商品です。
広告の次に表示されているものがFBA商品であることがわかりますね。

上位表示されることで商品詳細ページへのアクセスもアップし、
売上につなげることができます。

Amazon内のSEOについての詳細はこちらで詳しく説明しています。
ぜひご覧ください!

ショッピングカートボックスの獲得率アップ

FBA商品は優先的にカートを取得することが可能です。
カート取得率を高めることで、ユニットセッション率売上がアップする可能性が高まります。

Amazonで出品をするにあたって、
ショッピングカート取得率についての知識はマストです。

様々な決済方法に対応し、ユーザーに買いやすさをアピールできる

支払方法を増やすことも、お客様に購入していただくための大切な施策です。
お客様に合った支払方法がないことが原因で離脱を促してしまうのは、
とてももったいないこと。

FBA発送の商品は代引き対応可能です。

クレジットカードを持っていないお客様にもアプローチでき、
支払いによる機会損失を減らすことができます。

FBA発送の2つのデメリット

商品の現状管理が難しい

Amazonに発送を委託する場合、
商品の状態をすぐ確認することができないことがデメリットとしてあげられます。

また、「商品のパッケージにシールを追加したい!」と思い立っても、
Amazonの倉庫に送られた商品のコンディションを
簡単に変更することはできません

実際に下記のようなアクシデントが考えられます…!

  • 「2個セットに3個セットのバーコードを貼ってしまった!」
    →Amazon側で確認が行われず、そのままお客様の元に…。
  • 「商品に不備があった!」
    →回収できないので、そのままお客様の元に…。


FBA倉庫に発送した後の確認はAmazon側に委託することになるので、
事前の確認をしっかり行う必要がありますね。

手数料がかかる

FBA発送は、自己発送においては発生しない
手数料がかかります。
基本的なFBA料金は以下の2つです。

月額の固定費はかかりませんが、
商品ごとに手数料が発生します。

1つずつ詳しく見ていきましょう!

■配送代行手数料

注文商品の梱包、配送、カスタマーサービスにおける料金です。
配送代行手数料は全国一律なので、
自己発送費よりコストを抑えられる可能性があります。

商品の大きさによって手数料が変動するため、
上の表を参考にしながらシミュレーションを行ってみてください。

 ■在庫保管手数料

商品サイズ(体積あたり)と保管日数で日割計算されるものです。
(保管日数:FBAに商品を保管した日から、購入者へ商品を出荷した日まで)

その他追加で発生する手数料についても見ていきましょう!

■FBA梱包準備サービス

梱包は意外と時間や手間がかかるものですよね。

「FBA梱包準備サービス」とは、
FBAを利用して販売する
商品の梱包をAmazonが代行するサービスです。

商品を適切に梱包、準備することにより、受領時の遅延を軽減することができます。

■長期在庫保管手数料

FBAでは毎月15日に在庫一掃チェックが行われます。
その際に、Amazonフルフィルメントセンターでの保管期間が365日を超える商品に対して、
長期在庫保管手数料を請求。

長期保管手数料が発生する商品はセラーで事前にお知らせがあります。
随時チェックして、無駄な手数料をかけないように心がけましょう!

■返送・所有権の放棄手数料

「長期保管手数料がかかる」
「回転率が低い」
「再販に適していない」
これらの商品には、在庫の返送/所有権の放棄がおすすめです。

Amazonフルフィルメントセンターの在庫を返送または廃棄する場合、
返送/所有権の放棄手数料が発生します。

余剰在庫と費用のバランスを見ながら活用しましょう!

FBAマルチチャネルサービスとは?

FBAマルチチャネルサービス」とは、
Amazon以外で販売している商品のお届けまでの作業を、
Amazonが代行して運用する物流サービスのこと。

登録することで、販売経路ごとに商品を管理する必要がなくなります。

Amazon以外で販売している商品をFBAに登録することには、
どんなメリットがあるのでしょうか?

今回は3つピックアップして説明します!

  • 無地の段ボールで出荷

FBAマルチチャネルサービス」に登録した商品は、
Amazon以外で販売する際、お客様には無地の段ボールでお届けします。

ブランディングの点からも、無地であることは出品者にとって嬉しいポイントですね。

  • 注文保留機能

複数の販路で在庫を共有している場合に、
在庫の確保に困った経験はありませんか?

「FBAマルチチャネルサービス」に登録すれば、
注文を一時的に保留することができ、受注処理時の在庫の確保が可能です。

  • FBAと同じ納品方法

出荷をする際に特別な作業は必要ありません。

Amazonで出品している商品と同じように納品可能で、
セラーセントラルから出荷依頼ができます。

まとめ

FBAについて詳しく理解できましたか?
FBAは購入者にとっても出品者にとってもたくさんのメリットがあります。
ぜひFBAを活用して売上アップを目指しましょう!

以下の記事でAmazonにおける出品について詳しく説明しています。
ぜひご覧ください!

このブログを書いているHide&Seekは、
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最後までお読みいただきありがとうございました!

 

この記事を書いた人

Minori

Amazon事業部所属。商品ページの充実から広告運用まで、毎日PDCAを回してAmazon運用のお手伝いをしています!クライアントさんとの横のつながりを大切にできる人になる!

     

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