BLOG > ECモール>【2025年最新】ストアマッチ広告をROAS600%で運用する方法を徹底解説!

ヤフーショッピングで売上を最大化するために欠かせない広告。
7~8割のユーザーが検索結果、
またはカテゴリ経由で購入するというデータから分かるように
検索対策を行うことが売上最大化への近道です。
今回は検索対策に必要不可欠なストアマッチ広告の
効率的な運用方法について最新情報をお伝えします!
ストアマッチ広告(アイテムマッチ広告)とは?
ストアマッチ広告(アイテムマッチ広告とも呼ばれます)は、
ヤフーショッピング内リスティング広告です。
楽天でいうRPP広告と同じ立ち位置ですが、
KWに対して入札するのではなく、
カテゴリに対して入札する点が異なる点。
掲載面はPC・スマートフォンともに
検索結果上位4枠と決まっています。
商品画像の左上に「PR」と表示されている商品が
ストアマッチ広告によって表示されているものです。
以前は、カテゴリに対してのみの入札でしたが、
ストアマッチProに申し込むことでKWに対しての入札が可能になりました。
ストアマッチ広告を運用する前に、
以下のようなメリットとデメリットがあることを
理解しておきましょう。
メリット
【1】最低入札単価25円~始められる
ストアマッチ広告の最低入札単価は25円。
低予算で広告運用が始められるのは、ストアマッチ広告のメリットです。
また、ページ送りにも対応しているため
入札額1位で入札しなくても、検索結果上位に表示される可能性はあります。
【2】入札順位を確認することができる
ストアマッチ広告では、
広告設定画面で入札順位を確認することができます!
入札順位を参考にしながら
費用対効果が高くなるようCPCを調整することができるのは
ストアマッチ広告ならではのメリットですね。
【3】初心者でも始めやすい
KWに対して入札する楽天RPP広告などは、
どのKWをどのくらいのCPCで入札するか
初心者にとっては難しいこともあります。
しかし、ストアマッチ広告は
カテゴリから商品を選択してCPCを決めるだけで出稿は完了。
初心者でも簡単に始めることができます。
月予算を設定することができるため、
費用対効果を見ながら拡大することが可能です。
まずは低予算で設定し、PDCAを回して
効率よく回り始めたら予算を増やしていきましょう。
デメリット
【1】カテゴリに対しての入稿の場合、細かいターゲティングができない
カテゴリに対して入札するストアマッチ広告は
初心者でも始めやすい点が大きなメリット。
しかし、KWに対して入札する広告のように
細かいターゲティングができないという
デメリットを持ち合わせていることを理解しておく必要があります。
例えば、携帯用マウスウォッシュを出稿する場合。
KWに対して入札する場合は、
「マウスウォッシュ 携帯用」「マウスウォッシュ 使い切り」など
マウスウォッシュの中でも携帯用の商品が欲しい人に
ターゲットを絞って広告を運用することができます。
しかし、アイテムマッチ広告は
カテゴリに対してしか入札できないため、
「携帯用」などといった細かいKWに関しては
商品名やキャッチコピー、LPなどで対策するしかありません。
【2】入札順位1位で入札しても1位に表示されるとは限らない
ヤフーショッピングのアルゴリズムは開示されていませんが、
以下のような要素が関係しているとされています。
・販売実績
・商品名、キャッチコピー
・アイテムマッチ入札額
・PRオプション料率 …など
ターゲットとなるユーザーに、自分の商品をより多く表示させるためにも
商品名やキャッチコピー、LPなどを見直す必要がありますね。
これらのデメリットを考慮しても、
ヤフーショッピングで売上を最大化するために
ストアマッチ広告の運用は必要不可欠でしょう。
ストアマッチ広告の設定
ストアマッチの設定方法は3パターン。
それぞれについて解説していきます!
全品おまかせ入札
店舗の全商品を最適なCPCで自動的に運用してくれる入札方法です。
ヤフーショッピングを始めたばかりの方や
商品数が多い店舗におすすめ。
しかし、商品の除外設定ができない点には注意しましょう。
全品指定価格入札
店舗の全商品を指定した一律CPCで運用する入札方法です。
ヤフーショッピングを始めたばかりで、
どの商品が売れるかどうか分からない人におすすめ。
個別入札
広告を運用する商品を自分で選び、
商品ごとにCPCを設定する入札方法です。
3つの方法の中では、いちばん細かく設定を行えるため
費用対効果の最大化がしやすいと言えるでしょう。
まずは、全品指定価格入札を行った上で
より広告を打ち出していきたい商品は個別入札でCPCを高くするのが
おすすめの設定方法です!
ROAS600%で運用するコツ
実績レポートを見てPDCAを回す
必ず実績レポートを見て、費用対効果を高くするために
何か改善できる点がないかPDCAを回していきましょう。
例えば、クリック数が多い割に
コンバージョンが少ない商品がある場合は、
クーポンやポイント施策を打つとコンバージョン率が良くなるかもしれません。
無駄に広告費を消化することがないよう
必ず定期的に調整を行いましょう。
ストアマッチ広告以外の調整も忘れずに
KWの選定ができないストアマッチ広告は、
商品名やPRオプションなど
広告以外の要素も重要になってきます。
検索にひっかけたいKWは積極的に
商品名や商品ページ内に入れて検索対策を行いましょう。
また、ヤフーショッピング内SEOのベースを底上げしてくれる
PRオプションについても、最適な料率設定を行うことが
検索対策の肝となります。
楽天の運用も行っている方は、
楽天のCPC広告「RPP広告」についての記事も
ぜひ併せてお読みください!
▼楽天RPP広告をROAS900%で運用する方法
まとめ
ヤフーショッピング内リスティング広告である
ストアマッチ広告(アイテムマッチ広告)について解説しました!
この記事がヤフーショッピングを運用している方の
役に立てば嬉しいです。
このブログを書いているHide&Seekは、
Amazon、楽天、ヤフーショッピングの運営代行を行っています。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
Ayumu
ECモールコンサルティング事業部所属。楽天の運用を担当しています。マーケティングを通して、たくさんの人にポジティブな影響を与えたいです!
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