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『 【広告運用者必見!】CPCとは?リスティングでどう調整するの? 』

2020年10月13日更新

Ryutaro Sato WEBマーケター

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WEB広告業界に身を置くと「CPC(シーピーシー)」という単語をよく耳にしますよね。

そこで今回はCPCの意味やその課金体系のメリットデメリット、そしてよく使われるリスティング広告におけるCPCの調整方法まで分かりやすく解説します。

CPCとは

CPCは「Cost Per Click」の略かつ「クリック単価」という意味で、ユーザーがWEB広告を1クリックしたときに発生した広告費用のことを指します。

またそのクリックによって広告費用が発生する課金方式のことを「CPC課金(クリック課金)」とも言います。

対してクリックではなく、WEB広告の表示回数に応じて広告費用が決まる課金方式が「CPM課金」です。

こちらの記事で「CPM」について詳しく解説しています。

CPC課金のメリット・デメリット

メリット

CPC課金は「クリック」というアクションが起こらない限り広告費が発生しません。

つまり無駄なクリックを抑えることで広告費の削減が可能です。

例えば広いターゲットで訴求をすると広告はクリックされる(CTRClick Through Rateの略で「クリック率」の意味。クリック数÷表示回数で計算できるが高い)が、あまり刺さらずにCVRConversion Rateの略で「コンバージョン率」の意味。コンバージョン数÷表示回数で計算できる。が悪く、CPACost Per Action(Acquisition)の略で「新規顧客獲得単価(コンバージョン単価)」の意味。1件当たりのコンバージョンにいくらかかったかを見る指標で、コンバージョン数÷広告費用で計算できるが合わないことがあります。

そこでLPLanding Page(ランディングページ)の略で「ユーザーが一番最初に訪れたページ」の意味。のペルソナに沿った広告文にすることでCTRは低くなるけどペルソナに刺さってCVRが高まり、CPAを合わせられることがあるのです。

もしCV数を拡大したいのであれば表示回数に対するCV数を増やす必要があるのでクリック率が関係しますが

CPA内に抑えて運用したい場合は、LPの修正を行いCVRを上げる施策だけに注力しましょう。

デメリット

CPC課金は基本オークション形式です。

つまりリスティングで同じキーワードを入札している競合が多ければ多いほど、クリック単価が高くなっていきます。

ディスプレイ広告でも同じです。

デモグラやサイトカテゴリで配信面を絞れば絞るほど競合とかぶりやすいので、クリック単価が高くなっていきます。

またCVRが悪い状態では、CTRが高くなればなるほど広告費用が嵩むこともデメリットです。

リスティングにおける4つのCPC調整方法(入札単価調整)

リスティングでのCPC調整は主に4つの方法があります。

①目標CPA×CVRを越さないように入札単価調整

1つ目が入札単価を直接上げ下げする方法です。

検索連動型広告であればキーワード&広告グループ単位、ディスプレイ広告であれば広告グループ単位で入札単価を調整できます。

調整の仕方はいたって簡単です。

入札単価を「目標CPA×CVR」で出した数字より高くならないように設定します。

例えば商品の目標CPAが10,000円、キーワードAのCVRが1.5%だとすると

10,000×0.015=150

キーワードAの入札単価は150円です。

この金額を超えると目標CPAを割ってしまいます。

毎日クリック単価は上下するので、コンバージョン単価が高いと感じたらその都度計算して入札単価調整を行いましょう。

②「推定入札単価」に合わせて入札単価調整

2つ目もクリック単価を直接上げ下げする方法です。

Google広告ではキーワードの管理画面で

・入札単価調整(1ページ目)
・入札単価調整(ページ上部)
・入札単価調整(掲載順位1位)

Yahoo!広告ではキーワードの管理画面で

・1ページ目掲載に必要な入札価格
・1ページ目上部掲載に必要な入札価格

を表示することができます。

とりあえず1ページ目に表示されていなければ表示回数が激減しますので、基本的には「入札単価調整(1ページ目)」や「1ページ目掲載に必要な入札価格」を最低の基準ラインとしましょう。

もし1ページ目掲載の推定入札単価が「目標CPA×CVR」で出した金額よりも高ければ、CPAを割ってしまいますので基本は「目標CPA×CVR」で出した金額に合わせます。

また1位掲載や1ページ目上部掲載の推定入札単価よりも「目標CPA×CVR」で出した金額が高ければ、1位掲載や1ページ目上部掲載の推定入札単価までクリック単価を下げましょう。

これは、そのキーワードの平均クリック単価を下げるためです。

③効果の悪い検索クエリを除外設定

厳密にはCPCを下げる方法ではなくCPAを下げる方法ですが、この調整方法もご紹介します。

まず最初に基礎知識として

キーワード=広告主側が設定した文字列
クエリ=ユーザーが実際に検索した文字列

という違いがあることを頭に入れておいてください。

管理画面ではキーワードにチェックを入れることで、そのキーワードのクエリを確認することができます。

ここでコンバージョン単価が高騰しているクエリやCVが発生していないのに費用が嵩んでいるクエリ、また設定したキーワードに全く関係のないクエリを探して、除外キーワード設定を行いましょう。

これをすることで無駄な費用が減るのでコンバージョン単価が下がります。

また表示回数が減りキーワードのCVRが上がるのでさらに入札単価を上げることができ(CPC=目標CPA×CVR)、オークションに勝てる要因が増えるので必ず行いましょう。

④リターゲティングでは日数が大きくなるごとに低く設定

リターゲティングでは複数の日数で広告グループを分けて運用することが多いですよね。

またリターゲティング広告の特徴として日数が小さいほどCVRが高いことが挙げられます。

そのため日数が少ないほどクリック単価を上げ日数が大きくなるごとにクリック単価を低く設定しましょう。

上限CPCと拡張CPC

上限CPCとは

Google広告やYahoo!広告では「CPAが知らぬ間に高騰していた」という事態にならないために必ず日予算1日に消化される上限予算。日予算設定額×30.4(月の平均日数)が月の消費予算額となる。(例:日予算10,000円×30.4=月予算304,000円)や入札単価の設定をしなければなりません。

その設定で上限を定められたクリック単価が「上限CPC」です。

キャンペーンの入札戦略で、Google広告ならキャンペーンの入札戦略で「個別クリック単価性」を選択、Yahoo!広告なら「手動入札:個別クリック単価」を選択すると

全て自分で広告グループやキーワードごとの上限CPCを設定することができます。

拡張CPCとは

拡張CPCとは、上限CPCで設定した金額を過去のコンバージョンデータを元に、費用対効果が高くなるよう自動で引き上げ&引き下げしてくれる機能です。

例えば上限CPCを120円に設定していても、140円で入札した方がコンバージョンが拡大できるとAIが判断すれば自動で140円で入札してくれますし

逆に80円でないと効果が悪いと判断されれば自動で80円まで引き下げて入札してくれます。

細かい入札単価調整を自動で行ってくれるので運用時間を短縮できることに加え、自動でコンバージョン件数を拡大してくれるのがメリットです。

そのため手動入札に設定している場合は、基本的に拡張機能をオンしておくことをおすすめします。

CPCを下げることだけが全てではない

広告の費用対効果はROAS、つまり「売上÷費用」で計算するので、分母の費用に繋がるCPCを安くすることが目的と考えられがちです。

しかしCPCを安くすることでオークションに負けて表示回数が減り、コンバージョン数が減る可能性もあります。

重要なのは目標CPA内で獲得できるCV数を増やすことです。

目標CPA内で取れていたらCPCを上げて表示回数を増やしたり、そのキーワードで獲得できた粗利をもとに他のキーワードでも取れるかのテスト予算に回したり

CV数を拡大していくように調整していきましょう。

また、CV数を拡大するためにはCVRの引き上げが必要不可欠です。

こちらの記事でCVRについて改善案まで解説しておりますので合わせてご覧ください。