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【Amazon 広告のキホン!】メリットや種類・仕組みを徹底解説!

カテゴリー: ECモール

Yosuke

           最終更新日: 2025.01.24

カテゴリー: ECモール

「地球上で最も豊富な品揃え」と謳っているAmazonに
出品されている商品数は数億に及ぶと言われていることをご存知ですか?

多数ある商品の中でユーザーに購入してもらうには
商品を知ってもらう必要があります。

そんな時に取り組みたいのが「Amazon広告」です。

Amazon広告ってなに?

Amazon広告とは、Amazonが運営する広告のこと。
商品数が数億もあるAmazonでユーザーに商品を
知ってもらうためにAmazon広告は有効です。

コロナの影響もあり
通販で買い物をする人が多くなっていることや
店舗でしか販売をしていなかった企業が出品を始めたことなどにより
出品される商品数も更に増えていくと考えられます。

そのため、Amazon広告についての知識を持っていることは
重要になってくるでしょう。

また、Amazon広告以外にも「Amazon内SEO」というのも
ユーザーに商品を認知してもらうために欠かせない手法です。

「Amazon内SEO」について知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

 

今回は「Amazon広告」について解説していきます。

 

Amazon広告の強み

Amazon広告の1番の強みは、
「購買に関するデータ」をたくさん持っているという点です。

 

そしてAmazonは、購買意欲の高いユーザーが集まっているため
「商品を売るための広告」を配信することができる点が
強みとして挙げられます。

 

また、キーワードで広告を回すだけでなく、

競合のページに広告を表示させることができたり、

広告枠を自社の商品で埋めることができたりと
Amazon広告独自の施策が行えることも特徴の1つです。

 

Amazon広告を利用するメリット

メリットは3点あります。

1つ目は、Amazonのメディアの力が大きいという点です。
Amazonの日本国内の利用者数は6,724万人(※1)で

日本のECモールの中でNo.1の利用者数を誇っております。

(※1)参考:https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/96543

 

またCMなどを使ってAmazonの宣伝を行っていたり、
セールなども開催していたりするため集客力があり、
このAmazon内で広告を回すことで売上の最大化を目指すことができるんです。

 

2つ目は、売上のサイクルを作ることができるという点です。

Amazon広告を回すことで、商品をユーザーに認知してもらう機会を増やします。
商品を認知してもらえると、商品詳細ページの閲覧数が増加し、
それに伴って販売数も増加。
販売数が増えると、「お客様に人気の商品」とAmazonに判断され
Amazon内検索順位が上がります。


そうすると、さらにユーザーに認知してもらう機会が増え
売上最大化のサイクルの完成です。

このサイクルを回すためには商品ページの最適化なども必要になりますが、
Amazon広告はこのサイクルを作るきっかけになります。

 

3つ目は、少ない金額から始められる広告があるという点です。
インプレッション課金型の広告もありますが、
種類によってはクリック型課金で広告を始めることができます。

また、1日の予算額も設定することができるので、
少ない金額からでも始めることができるのがAmazon広告の強みです。

 

Amazon広告の仕組み

Amazon広告は、広告ランクでオークションを行い
どの広告を表示するかを決定します。

 

広告ランクは、「入札額 × 関連性」で決められるものです。
ランクが高いほど広告の表示回数は増え
かつ上位表示される可能性が高くなります。

また、広告のクリック単価は、「2位の金額+1円」の金額です。
(※関連性が3社とも同じだと仮定)

上の画像のように、入札額を100円にしている商品が
広告枠を獲得することができます。
この場合CPCは、2位の「50円+1円」で51円です。

オークションは、ユーザーが検索する度に行われているため
回している広告を随時確認し、更新していくことが大切になってきます。

 

Amazon広告の種類

Amazonには以下の5種類の広告フォーマットがあり、

それぞれ特長やメリット、活用法が異なります。

 

スポンサープロダクト広告(Sponsored Products)

スポンサーブランド広告(Sponsored Brands)

スポンサーディスプレイ広告(Sponsored Display)

スポンサーTV広告(Sponsored TV)

Amazon DSP

 

今回は最新情報として、TV広告の活用面にも触れながら

わかりやすくご紹介していきます。

 

スポンサープロダクト広告(Sponsored Products)

Amazon内で最も利用されている広告形式で、

商品単位のプロモーションに特化しています。

検索結果や商品詳細ページなどに表示されるため、

購入意思の高いユーザーへ直接アピール可能です。

 

特徴

低予算で始めやすい:クリック単価制のため、少額からテスト運用が可能

シンプルな運用フロー:オート・マニュアル設定で柔軟にコントロール

売上を直に伸ばしやすい:商品ページへ直結し、購入意欲を高める

 

おすすめの使い方

• マニュアルだけでなく、オートターゲティングを活用して潜在的なキーワードを発掘

• セッションが増えたら商品ページを改善し、コンバージョン率アップを狙う

• セールや新商品のローンチ時期に合わせて入札調整を行い、露出を増やす

 

配信面(例)

 

 

広告面には赤枠のように「スポンサー」との表記があります。

 

スポンサーブランド広告(Sponsored Brands)

ブランド力の強化や複数商品の認知度拡大を狙いたい場合に有効です。

検索結果の上部や横などに表示され、

ロゴやキャッチコピーを大きくアピールできます。

動画広告にも対応しており、一層の差別化が図れます。

 

特徴

ブランドイメージ訴求:ロゴやキャッチコピーを前面に出せる

複数商品を一括PR:ブランドストアや特定商品ページへ誘導可能

動画広告対応:視覚的インパクトが強く、短時間で商品やブランド特徴を伝えやすい

 

おすすめの使い方

• ストアを作り込み、シリーズ商品やブランドストーリーをまとめて紹介

動画クリエイティブで競合広告と差別化

ABテストを行い、動画の長さやキャッチフレーズの最適解を探る

 

配信面(例)

 

 

スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告は、

どちらも大口出品を利用中の方のみが利用できるサービスです。

大口出品・小口出品について知りたい方はこちらをご覧ください。

 

スポンサーディスプレイ広告(Sponsored Display)

Amazon内だけでなく外部サイトにも配信できるディスプレイ広告です。

リターゲティングやインタレストターゲティングを駆使できるうえ、

動画広告も利用可能です。

 

特徴

幅広い露出:Amazon外の提携サイトにも広告を表示

リターゲティング:閲覧履歴をもとに再アプローチ

動画広告対応:バナー以外に動きのある訴求ができる

 

おすすめの使い方

閲覧や購入への再訴求で購入を後押し

• 外部サイトへの露出で、新規顧客の獲得を狙う

動画クリエイティブもテストし、静止画より高いエンゲージメントを狙う

 

配信面(例)

 

 

スポンサーTV広告(Sponsored TV)

Prime Video、Twitchやその他のストリーミングサービスなどで配信される動画広告

大画面のTV視聴環境で流れるため、

ブランド認知度アップを狙うには絶好のフォーマットです。

 

特徴

大迫力の映像:TV視聴者の目を引きやすい

ブランドストーリーを伝えやすい:映像・音声で世界観を演出

マス広告的アプローチ:検索行動をしない層へも認知拡大が可能

 

おすすめの使い方

短尺動画でも冒頭数秒で強いインパクトを与える構成に

• 費用対効果を確認しながらキャンペーン時期に合わせて配信

ブランディング重視のメッセージを中心に制作し、企業・商品イメージを高める

 

2025年6月30日(UTC)まで50,000円相当プロモーションを実施しているので、

ぜひ一度お試しください。

スポンサーTV広告詳細はこちら▼(公式サイトリンクに飛びます)

https://advertising.amazon.com/legal/terms-conditions/sponsored-tv-promo?ref_=a20m_us_p_spot_promo_btn_tc

 

Amazon DSP

Amazonが提供するプログラマティック広告プラットフォームで、

購買データや行動履歴などを駆使し、

高精度のターゲティング配信が可能です。

ディスプレイ広告や動画広告だけでなく、

音声広告など多彩なフォーマットにも対応しています。

 

特徴

強力なターゲティング精度:Amazonのビッグデータを最大限活用

大規模出稿が可能:Amazon内外を問わず広範囲に配信

動画・音声広告など多彩:企業のブランディング~集客まで一貫して支援

 

おすすめの使い方

代理店や専門チームと連携し、最適なセグメントを設定

データ分析を密に行い、広告費用対効果(ROASなど)を改善

• ブランド認知から購買促進まで包括的なマーケティング施策を実施

 

弊社でもAmazon DSPを運用しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

まとめ

今回はAmazon広告の種類・キホンを説明しました。
「すぐに始めたい!」と思っている方なら
スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告がオススメです。

「Amazonの広告に特化して取り組みたい!」という方は
スポンサー広告以外の広告について学んでみるのも良いかもしれません。

 

楽天広告の種類についても記事を書いておりますので
興味がある方はご覧ください!

 

このブログを書いているHide&Seekは、
Amazon、楽天、yahoo!の運営代行を行っている福岡の会社です。

40社以上のAmazon運用代行を行っております。
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この記事を書いた人

Yosuke

Webコンサルティング事業部所属。 自社ECからECモールまで、DtoC全般のコンサルティングを幅広く行っております。

     

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