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『 【世界一分かりやすく図解】アドネットワークについて~事業者側と広告主側に分けてメリットとデメリットを解説~ 』

2020年07月30日更新

Shiori Hashizume WEBマーケター

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今回の記事は、アドネットワークという仕組みが生み出された背景を紐解きながら
アドネットワーク導入のメリット・デメリットを整理し、アドネットワークを活用することで得られる効果をご紹介していきます。

広告運用する上で
「どのアドネットワークを使えばいいのか分からない。」
「そもそもどんな仕組みなのかしっかり理解していない。」

という方はぜひ参考にしてください。

キーワード

本題に入る前に、この記事での大切なキーワードのご紹介します。
度々出てくるのでしっかり整理しておいてください。

アドネットワーク

アドネットワーク(Ad Network)とは

複数の広告媒体(Webサイトやソーシャルメディア、ブログ等)を集めて
広告配信ネットワークを作り、それらの媒体に広告をまとめて配信する仕組みのことです。

アドネットワークが登場したのは2008年頃で、広告主は媒体ごとに広告を出稿する手間から開放され効率的な広告配信が可能になりました。

それ以前は、広告を媒体に配信するために複数の媒体ごとに問い合わせをし
料金や空き状況を確認し、入稿する必要があったんです。(このことを「純広告」と言います。)

広告を配信するなら、同時にいくつもの媒体に配信する方が効果的になります。

そのために広告主側は

・媒体選定や広告掲載までに手間がかかる
・広告枠を確保するため、媒体ごとに大量の広告掲載依頼をしなければならない
・掲載終了後もそれぞれの媒体から提供されるデータが異なるため、媒体間の比較が難しい
・媒体ごとに広告管理をしなければならない

という問題があります。

一方で、媒体側は

・広告主に対する営業活動や交渉をしなければならない
・広告主へ効果報告をしなければならない
・媒体に一定数のボリュームが得られないと広告枠の魅力を有することが困難

というような、問題もありました。

これらすべての問題を解決したのが「アドネットワーク」です。

アドネットワークという「広告配信ネットワーク」に”入札”という形態で広告配信することで
広告主は多数のWebサイトに一括で広告を配信することが可能になり効率的に広告を配信できるようになりました。

アドネットワーク事業者を紹介

主なアドネットワーク事業者としては、GDN(Google Display Network)やYDN(Yahoo! Display Network)など数多く存在します。
その中でも、日本で有名な媒体情報をまとめました。

>>GDNについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

Google Display Network

ニュース サイト、ブログ、Gmail、YouTube など 200 万以上のさまざまなウェブサイトに広告を表示することができ、世界中のインターネット ユーザーの 90 % にリーチできます。

Yahoo!ディスプレイネットワーク

広告出稿の目的(コンバージョン、動画再生、サイト誘導など)に合わせた運用が可能です。ユーザーの興味関心や購買意向に基づくターゲティング機能もあります。

https://promotionalads.yahoo.co.jp/service/displayads/

popIn

webメディアの価値の向上、証明をモットーに開発されたコンテンツディストリビューションサービスです。
サイト内部回遊の向上の他に、コンテンツ/ユーザー分析、広告掲載によるマネタイズ等を目的に、現在、大手新聞、出版、通信社を始めとした900以上のwebメディアを導入しています。

https://www.popin.cc/home/index.html

AKaNe byGMO

インフィード形式で広告が表示されるため、「読まれる」ことが重要なコンテンツ広告の配信に最適なプラットフォームです。

https://akane-ad.com/

広告主側のメリット・デメリット

アドネットワークの導入によって広告主側は広告を配信する上でどのように変わったのでしょうか。メリットとデメリットをご紹介していきます。

メリット

広告配信が手軽にできる

それぞれの媒体によって、課金形態や入稿規定が異なる上に媒体選定や広告掲載までの手間がかかっていた広告配信。

それがアドネットワークの導入によって、入稿および入札するだけで大量出稿ができるようになりました。
そのおかげで、広告主側の負担が格段に減り手軽に配信できるようになったというわけです。

広告配信後の効果がわかる

インプレッション、クリック、クリック率、コンバージョン、コンバージョン率などの
効果測定データを入手できるようになったため、より効率の良い広告運用ができるようになりました。

デメリット

複数のアドネットワーク事業者を利用する場合、管理が複雑

アドネットワークの広告枠は、一つのジャンルに偏っていることもあり
複数のジャンルに出稿したい場合、複数のアドネットワークに出稿する必要があります。

この場合、アドネットワークごとに課金形態や効果測定方法が異なるため、管理が大変になることが多いです。

また、アドネットワークAとアドネットワークBを同時に運用し、同じ媒体に広告が重複して配信されてしまった場合、それぞれの広告のパフォーマンスが下がってしまうことがあります。広告の重複掲載は、広告費を無駄に使う上に、ターゲットユーザーに嫌悪感を与えるだけでなく、商品やブランんど、企業イメージ大幅に低下する可能性もあるので気を付けましょう。

広告の掲載先の把握が難しい

掲載先を選べないので、ターゲットでないサイトに出稿されることがあります。
広告パフォーマンスが低下する可能性もあるため、特定のサイトに広告を掲載しないようにする仕組みも取り入れられました。

媒体側のメリット

メリットは媒体側にもあります。

時間と労力の削減

広告主に対する営業活動や細かい交渉が必要だったのですが、アドネットワーク事業者が営業をするようになりました。

また、クリック数なども全てアドネットワーク事業者が計測してくれます。
なので、媒体側の労力と時間がかなり削減されました。

一つの広告枠に複数の広告が掲載できる

1つの広告枠に対して複数の広告が掲載できるようになり、広告枠を有効に使うことができます。

関連用語

アドネットワークと同時に覚えておきたいのが「DSP」です。
この二つはよく混同されがちですが、その機能と役割は異なります。

「DSP」とはDemand-Side Platformの略称で、広告出稿の費用対効果を高めることを目的とした自動最適化ツールです。

広告主が予算やサイト情報、ターゲット、目標CPA、バナークリエイティブなどを登録し
それに従って、インターネット上の広告枠を自動的に買い付けて配信を行います。

皆さんが普段目にしているバナー広告の一部は、DSPのようなツールによって表示されているというわけなんです。

つまり、アドネットワークは複数のサイトを束ねた「広告ネットワーク」に対して、 DSPは各アドネットワークに配信するための「自動化ツール」です。
実際に運用する際には「面」と「人」のどちらにアプローチしたいかで異なります。

「とにかく広く大量に配信したい」という場合は、アドネットワークが適していますし
「人に狙い撃ちし、運用の手間を減らしたい」というのであればDSPが適しているといえます。

アドネットワークの弱点

アドネットワークは安く広いユーザーにアプローチができます。
そのため、短期的にユーザーをサイトに誘導し、リターゲティングのユーザーリストを貯めていきながらパフォーマンスを上げていくことが可能です。
しかし、ここで注意すべきことは、アドネットワークは全ユーザーに配信しているということになります。
これは、ひとりひとりの潜在顧客に対して深くリーチするという意味では、親和性の低いユーザーにも配信してしまっているということも理解しておきましょう。

そこで、アドネットワークのパフォーマンスをさらに上げていくための方法として「リターゲティング」があります。

詳しい「リターゲティン」については以下の記事をご覧ください。

リターゲティングを活用することで
親和性の低い、買ってくれるか分からないユーザーに対して広告を配信し続けるよりも、効果が生まれやすくなることは間違いないでしょう。

まとめ

アドネットワークやDSPの登場によって、広告配信側の負担は格段に減りました。
負担が減った分、私たち広告主側は、より質の高い広告を制作していきたいですね。

「どのアドネットワーク事業者を使用すればいいのか分からない。」
「管理の仕方が難しい…」
「もっと詳しく教えてほしい」

という方がいらっしゃいましたら、気軽にお問い合わせください。