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『 【Amazon スポンサープロダクト広告 】基礎から運用のコツまで 』

2020年06月26日更新

Riko Yokota WEBマーケター

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Amazonに出品中で「もっと売上を上げたい!」と思っている方に
おすすめなのが、Amazon広告のひとつである
「スポンサープロダクト広告」です。

Amazonならではの広告の回し方や種類、運用のコツを詰め込んでいます。

スポンサープロダクト広告とは?

スポンサープロダクト広告について

スポンサープロダクト広告とは、Amazon広告の1つで
Amazon広告のどの広告よりも簡単に始めることができるため、
「すぐに広告を回したい!」という方にオススメの広告です。

Amazon広告の種類について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

スポンサープロダクト広告を使用するためには
以下の条件を満たさなければなりません。

  • 大口出品であること(ベンダー・代理店・卸業者である)
  • カートボックスを取得していること
  • 新品であること
  • カテゴリーに該当していること

参照:スポンサープロダクト広告よくある質問
https://services.amazon.co.jp/services/sponsored-products/top-questions.html

また、広告の費用対効果を確認するものとして
ACoS(売上高広告比率)という指標があります。

ACoSは、「(広告費÷広告費での売上)×100」で計算され
低ければ低いほど良いもの。
この指標を元に入札額などを調整しながら
広告を回すことが大切になってきます。

 

より商品の認知を上げるために使うことが多い
スポンサープロダクト広告。
実際に掲載されているのは、どの部分なのでしょうか?

掲載場所は2ヶ所

スポンサープロダクト広告の掲載場所は、
「検索結果ページ」と「商品詳細ページ」の2箇所です。

<検索結果ページ>

ユーザーが検索したキーワードに対して
スポンサープロダクト広告を回すと、
上記の画像のように表示されます。

PCでもスマホでもSEO1位の商品よりも
上位に表示されるため、よりユーザーの目につきやすくなります。

スマホとPCで表示される広告の数は違うので
広告の中でも何番目に表示されているのか
PCでもスマホでも確認することが大切です。

上記の広告をクリックすると、それぞれの商品の
商品詳細ページが表示されます。

 

<商品詳細ページ>

商品詳細ページに表示されるのは
ASINに対して出稿している広告です。

競合商品のページに自社の商品をあてることができるのは
Amazon広告の特徴の1つで、この部分に表示されます。

PCでもスマホでも
商品画像から下にスクロールしたところに表示され
「この商品に関連するスポンサープロダクト」や
「スポンサー」という表記が目印です。

こちらも、クリックすると
それぞれの商品詳細ページに飛ぶ設定になっています。

スポンサープロダクト広告のメリット

①購入者の目につく場所に掲載される。(入札額が高ければ)
先ほども説明したとおり、スポンサープロダクト広告は
ユーザーの目につきやすい場所に掲載されます。
そのため、広告を回すことで商品を探しているユーザーに
出品商品を認知してもらえる機会を増やすことができるんです。

ただ、Amazon広告にも
広告ランク(「入札額×関連性」で判断される)があり
この広告ランクが高ければ高いほど上位に表示される
可能性が高いので、広告を回し始めたからといって
自然と露出が増えるというわけではありません。

広告費の予算と相談しながら、入札額を調整して
広告を回しましょう。

 

②すぐに・低予算で始めることができる。
セラーセントラルの広告キャンペーンマネジャーという部分から
設定することができ設定が完了すれば、すぐに広告は回り始めます。

またクリック課金制なので
少額から設定できるのもメリットの1つです。

広告にかける予算をあまり持てていない出品者も
1日の予算限度額を設定することができます。
そのため、入札額を細かく調整して運用することができる広告です。

 

スポンサープロダクト広告を回し始めるタイミング

「売上を上げたい!」と思ったときに広告を回し始めると
思いますが、その他にも広告を回し始める
オススメのタイミングがあるんです。

それは「商品ページの最適化を行った」+
「お客様のレビューを何件かいただいた」時点です。

 

商品ページの最適化が大切な理由は2つあります。

1つ目は、商品ページに入れているキーワード・
広告で設定したキーワード・ユーザーの検索キーワードで
関連性があるかどうかをAmazonに判断され、
広告が表示されているからです。

検索キーワードに対して広告を回す時だけでなく
SEOを上げたい!と思ったときに、商品ページに入っている
キーワードは、とても重要になってきます。

商品の関連性を判断するキーワードや
広告を回すときに設定したキーワードを
商品詳細ページにいれておくことが大切です。

 

2つ目は、広告を回してページへの流入が増えても
ページが充実していないと購入に繋がらない可能性が
高くなるからです。

ネット通販で買い物をするとき、
商品について理解できていない状態で購入を決定することは
少ないのではないでしょうか?

そのため、ページが充実していないとコンバージョン率が
低くなる可能性が高まるんです。

ページが充実できていない状態で広告を回しても
結局ACoSが高くなったりコンバージョン率が
低くなったりしてしまいます。

商品詳細ページの最適化については、以下の記事で
説明していますので、ぜひご覧ください。

 

また、レビューが大切な理由は、
Amazonのユーザーが、商品レビューの
数や質を比較して商品を選ぶ傾向があるからです。
ネット通販において、レビューはユーザーが購入を決定する際に
とても大切になってくる情報の1つと言われています。

そのため、レビューが入っていないと
競合のページに広告を回しても
流れてしまう可能性が高いです。

Amazonではレビューを促す行為は禁止されていますが
Amazonが認めている公式プログラムに
「早期レビュープログラム」というものがあります。

利用するためには条件がありますが、
広告を回し始めたいと思ったときや、
売上を最大化させたいと思った時に
導入を検討するのも一つの手です。

▼早期レビュープログラム
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=7482082051

スポンサープロダクト広告の種類とは?

スポンサープロダクト広告には、大きく2種類の種類があります。
それが「オートターゲティング」と「マニュアルターゲティング」です。

それぞれについて説明していきます。

オートターゲティング

オートターゲティングとは
Amazonが自動で適当なキーワードやASINに配信する広告です。

オートターゲティングには、マッチタイプが4つあります。

「ほぼ一致」「大まかな一致」のKWは、検索結果ページに表示され、
「代替商品」「補完商品」は商品詳細ページに表示されます。

さらに、オートでは範囲を指定して運用することも可能です。

<運用のコツ>
広告を回し始める際は、
まずはオートターゲティングで2週間~1ケ月ほど回します。

オートターゲティングは、回しているキーワード・ASINを
広告キャンペーンマネジャーから見ることはできません。
【レポート→広告レポート】からデータをダウンロードする
必要があります。

その後に、CVがあるASINやキーワードを
マニュアルターゲティングの方で
入札額を調整しながら運用していくことがオススメです。

 

マニュアルターゲティングに入れた際には、
除外キーワードへ登録する必要があります。
登録をしないとオートターゲティングと
マニュアルターゲティングの二重で
配信していることになるためです。

マニュアルターゲティング

マニュアルターゲティングとは
自分自身でキーワードや入札額を決めて回していく広告です。

「キーワードターゲティング」と
「商品ターゲティング」の2種類があります。
それぞれについて説明していきますね。

キーワードターゲティング

キーワードを設定するのがキーワードターゲティングです。
マッチタイプには以下の3つがあります。

<運用のコツ>
例にあるように、フレーズ一致には完全一致も入っているので
まず最初はフレーズ一致で回すといいでしょう。

「予算に余裕がある」「幅広いキーワードで設定したい」
というときに、部分一致を使います。

マッチタイプの中で
表示の優先順位が高いのは完全一致です。
完全一致では「このキーワードなら注文がとれる!」と
確信したキーワードに対して回します。

また、キーワード設定の際、注意することが1点あります。
ひらがなとカタカナ・ローマ字は、別で認識されるため
商品名などを登録するときも、ひらがなだけでなく
カタカナやローマ字で設定することを忘れないようにしましょう。
機会損失を防ぎます。
例)商品名 ショウヒンメイ しょうひんめい shouhinmei

ちなみに、ローマ字の大文字と小文字は同じものとして認識されます。

商品ターゲティング

商品ターゲティングとは
商品(ASIN)に対してあてる広告になっています。
カテゴリー競合のページに広告を回すときに
使用するのがこの商品ターゲティングです。

また、競合に流れないようにするために
広告の枠を自社の商品で埋めることもできます。

<運用のコツ>
競合を選ぶ時の注意点は以下の通りです。

  • レビュー数・質
  • プライムマーク
  • 価格帯

何を競合ととらえるのかは、ここをみて決めましょう。

また、競合に流れないようにするためには上記以外にも
「商品タイトルがきちんと何の商品か認識できるか」
「商品画像が綺麗か」
なども大切になってきます。

 

また、カテゴリーに広告を配信する際には
星の数や金額などで条件を絞って
配信することができるのも特徴の1つです。

 

運用のコツはどこにある?

「こんな場合はどうしたらいい?」「どんな状態なの?」という
疑問への回答を詰め込みました。
Amazonの広告運用に悩んでいる方は、ぜひご覧ください!

広告キャンペーンマネジャーで絶対に見るところ。

■ACoS
キャンペーンごとのACoSはもちろん、
キーワードごとのACoSも確認しましょう。

キーワードごとのACoSを見る時には、
注文数に対しての広告費用を確認してください。

ここで重要なのは数値が
「なぜ良かったのか」「なぜ悪かったのか」を考えることです。

また広告を回す目的を考えることも重要になってきます。
「SEOを上げること」が目的であれば、
ACoSが高くても良い場合もありますし
予算をあまり用意できないけど露出を高めたい場合は
ACoSを調整しながら広告を回す必要がありますよね。

その目的によって入札額を上げたり、下げたりしましょう。

 

■入札額
入札額を設定する際に、「推奨入札額」というものが
提示されます。これは、類似する複数の広告が表示されたときの
入札額に基づいて計算されAmazonから提示されるものです。

自分で設定した入札額と推奨入札額を比較して
入札額を調整してもいいでしょう。

入札額を見るときは同時に、
ACoSインプレッションを確認してください。
売れていてもACoSが高いと意味がないので
その場合は、入札額を低く設定します。

また推奨入札額だけでなく、
AmazonのHPでキーワードを検索して
何番目に表示されているのかを
確認したうえで、調整してください。

 

■インプレッション
これは表示回数のことです。
スポンサープロダクト広告は、クリック課金制なので
インプレッションだけでは広告費用は発生しません。

そもそもユーザーに広告が表示されないと
商品を認知されず購入もされないので
広告を回す意味がないのです。

インプレッションがない場合は
まずは回しているキーワードがユーザーの検索キーワードと
しっかりマッチしているかどうかを確認しましょう。
キーワード選定も広告を回す上でとても大切な要素です。

キーワードの見直しをしたら次に、
「入札額」を確認してみましょう。
表示がないということは、つまり入札額を
競合よりも低く設定している可能性が高いということです。

キーワードがマッチしていて、インプレッションがない場合は
入札額を上げてみましょう。

こんな場合はどうする?

■インプレッションはあるが、クリック率が悪い場合
広告を回してユーザーの目に入る情報は
「タイトル」「商品画像」「価格」
「レビューの質・数」「配送がプライムかどうか」という点です。
検索結果画面の広告には、上記に加えて
「クーポン」や「ポイント」などの情報が記されています。

そのため、クリック率が悪いということは
こういった情報が魅力に感じてもらえておらず
競合に流れている可能性があるんです。

また検索キーワードの選定が間違っている場合も
あり得るので、1度見直してみましょう。

そして競合と比較した上で、早期レビュープログラムや
価格、クーポンの導入などを検討してみてください。

 

■自社の商品名で検索したときSEO1位の場合
最初に説明した通り、入札額が高く広告の中で
上位に表示されれば、SEO1位の商品よりも
上位に表示されます。

そのため、SEOが1位であっても広告を回している
競合に流れる可能性が高いんです。
それを防ぐためにも、スポンサープロダクト広告を
回しておく必要があります。

また、広告を回したい商品が広告の表示で1番上に
表示されている場合は同じ商品が二重で
表示されていることになるので
複数セットを広告で回すなどの対策を立てれば
無駄を省くことはできます。

 

■クリックはされているが、購入に至っていない場合
この場合は、ユーザーが商品詳細ページを見たうえで
購入に至っていないと考えられます。
理由は、商品ページの最適化ができないということと
競合に流れている可能性があるからです。

そのため、詳細の仕様やバナー画像、コンテンツなどを
確認し直し、最適化しましょう。

 

■今広告がどんな順位で表示されているのか分からない場合
そんな時は、Amazonユーザーが見ている
商品ページを確認しましょう。

セラーの広告キャンペーンマネジャーばかりを見ていても
分からないことはたくさんあります。

「自社の商品をキーワードで入力したときに
 どんな商品があてられているのかどうか。」
「回している広告は何ページ目に表示されているかどうか」などを
知ることができるのが、商品ページです。
競合調査の時も、検索キーワードを見つけるときも
一度購入者の目線に立って商品ページを見ることが大切ですね。

まとめ

以上がスポンサープロダクト広告についての説明でした。

Amazonでは自分の商品だけでなく、競合の商品を知った上で
広告を回すことや・どんなキーワードで検索をされているかどうかを
知ることが大切になってきます。

考え方の型を覚えてしまえば、あとは運用して調整をするだけですが
その中でも1番大切なのは「ユーザーの立場」になることです。

ユーザーの立場になって広告を回していきましょう。

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